包茎手術　福岡県筑紫野市から【診療録55】脳梗塞で血液サラサラ

2020.01.25

本日は福岡県筑紫野市から包茎手術を希望された６０代患者様がご来院されました。

治療の経緯

この患者様は以前、脳梗塞になり現在、血液をサラサラにするお薬を服用中。そのため、切らない包茎手術を受けたいとのご相談でした。初めてこういった男性器の治療を受けるとのことで大変緊張されてご来院されました。当院は完全予約制・男性フロアを完全に貸し切りでご案内していますので、問診が始まりますと少しずつ緊張がほぐれていった様子でした。

この血液をサラサラにするお薬を服用していますと手術にどういった影響があるのでしょうか

脳梗塞や心筋梗塞などにみられる血管を詰まらせないよう血栓症（血栓塞栓症）を防止するお薬が主に抗血小板薬になります。こういったお薬を服用している場合、問題になるのが切る治療を行った際に出血が止まりにくいということ。通常であれば、切る治療をおこなっても患部を縫合後に圧迫止血をおこなえば、徐々に出血が止まってきます。しかし、服用しているお薬の影響で出血が止まりにくい状態ですと治療後のケアが大変です。そのため、ペニスの状態によっては切る方法でのみで包茎治療をおこなわないといけないケースの場合、まずは主治医に一定期間お薬の服用が止められるかどうか確認していただく必要があります。しかし、服用を一時的にやめることができない場合、切らずにおこなう治療方法を模索すること、もしくは大学病院などで入院を伴った治療をご選択いただくことになります。

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新型コロナウイルスに対して当院の対応について

現在は午前中に1名、午後の早い時間帯に1名、午後の遅い時間帯に1名といったように
予約数に制限を設けております。完全予約制のため、ご予約枠に空きがない場合、
別のお日にちでのご案内となりますので事前にご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

個人クリニックならではの強み

クリニックを選ぶ際に「料金」ばかり気にしていると、いざという時に
困ることがあります。治療は治るまでが治療であることをお忘れなく。

福岡・博多・天神で手術を受け、術後の緊急時対応で夜間でも駆けつけてくれる執刀医がどれほどいると思いますか。

大手クリニックチェーンに多い、医師が出張で手術を行っている医療機関では、このような対応は難しいかと思われます。
当院のように院長が常駐しており、緊急時もすぐに駆け付けて対応できる医療機関は、実際大変少ないと思われます。

本当に患者様が治療後も安心だと感じる、術後のアフターケア対応はこういうことだと当院は考えます。

治療技術が「最高レベル」だと謳っている医療機関がございますが、何を基準にした技術レベルなのでしょうか。
それならば、本当に大切なのは術後ケアであることを患者様にしっかりとお伝えすることが大切なのでは。

患者様のお悩みとは

長い間ペニスに関してコンプレックスがあったそうで、包皮が被ることもペニスの見た目も気にされていたとの事。今回はお薬の影響を考え、切らずにおこなう治療で包皮の被りやペニスの見た目を改善したい。しかし、家族に内緒のため予算に限りがある。まずはどのような治療方法か確認して判断したいとの事でした。

こういった治療に関しても医療行為に関しては守秘義務がございます

そのため、パートナーの方やご家族の方などに情報が出ることは一切ございませんのでご安心ください。カルテ等についても、当院はセキュリティ面を考慮しすべて電子カルテにて管理されています。ひと昔前であれば、紙カルテなどでの管理が一般的でしたが、カルテの保管期間を過ぎてから処分の際に問題があるといけません。そういった点で、近年は大きな総合病院や大学病院などと同じようなカルテ管理システムを導入しています。すべての患者様にご安心いただける環境作りに努めています。

東郷院長の診察

仮性包茎だが、陰茎部に少しだけ絞めつける部分がある。現状の状態を基準にするのであれば、きれいにペニスを洗っておられ衛生面には意識があるので亀頭増大術を応用し、切らずに亀頭の露出がしやすい状態にすることは可能。ペニスの見た目としてはお腹が出てきているため、注意が必要。亀頭増大術はある程度の注入量で治療をおこなえば、今よりも逞しい見た目にすることは可能。

今回のオペ内容

亀頭増大術
東郷式・スタンドアウト法
タイプS　１ｃｃ　￥55,000－（税込）
（スポーツ紙連動・治療プラン）

術後の患者様

大変緊張されていましたが、治療が終わりましたらようやく笑顔が見えるようになりました。今回はまず亀頭の露出が今よりもおこないやすいようにすることに注力し、今後希望があれば注入範囲を考え増大効果をしっかり出していくこととなりました。しかし、注入直後から効果実感がしっかりありますので患者様自身も効果のほどご理解をいただけたようで良かったです。あとは注射のみとはいえ、通常の方より出血が止まりにくいため術後ケアについてしっかりとご説明。感染リスクについてもご理解をいただき、処方したお薬等を正しくおこなうようご案内しました。

（患者様からの口コミアンケート　一部抜粋）

（手術時間）
１５分から２０分が目安となります。

（麻酔について）
局所麻酔。負担が少ないよう段階的に麻酔を行っています。

（内服薬・軟膏塗布について）
当日より当院より処方する抗生剤を服用していただきます。
シャワー対応後、患部にお渡しする軟膏を塗っていただきます。しばらくこの手順で経過観察となります。
術後ケアについては治療後に詳しく内容を記載したものをお渡ししますのでご安心ください。

（経過来院について）
治療後、原則経過来院の必要はありませんが、ご予約のうえで随時対応。

（日常生活や仕事に関して）
当日はできるだけ安静にしていただきます。

（術後の患部の痛み・腫れや浮腫みについて）
麻酔等の影響で 1ヵ月ほど腫れや浮腫みが出やすい。
治療後、個人差はございますが痛みを感じる方が多くおられます。
そのため、痛み止め等の処方を行っておりますのでご安心ください。

（シャワーやお風呂について）
当日よりシャワー対応可能。出血が止まれば、湯船も可能。

（性行為や運動について）
患者様の経過により異なるが、出血が止まれば可能。

（ご来院からお帰りまでの所要時間）
1時間から１時間半ほどが目安となります。

術後は医師の指示に従ってください。

当院よりひとこと

亀頭増大術などの注入治療のご相談が大変多い当院。特に50代・60代の患者様が大変多いため、術後の負担が少なく治療効果が分かりやすいものを希望される方が多くご来院されています。根本的に切らないと難しいケースも大変多いのですが、現状はできるだけ患者様の希望に沿って治療プランについてごそうだんさせていただいております。

切る治療に比べますと術後ケアが圧倒的に楽だということ。そして、なにより感染リスクが切る治療に比べて、切らない治療の方が圧倒的に低いという点。そういったことを考慮し、切らずに行う治療を希望される方が多くご来院されています。今回の患者様もそうですが、なにぶん保険外での治療となるため、費用に関しては負担が大きくなります。そのため、患者様の状態や希望にもよるのですが、ある程度のご予算をお聞かせいただくなかで治療についてご相談対応をおこなっています。

当院独自でおこなっている東郷式手術手技は、例え注入する量が少なくても、ご自身のもっておられるペニスの形状を活かし、少しでも治療効果を出していきます。