本日は福岡市東区より、仮性包茎手術を希望された50代の患者様がご来院されました。
治療の経緯
今回の患者様は50代に入り体型が変わってきたことで、包皮に毛が巻き込んだりするようになってきたとの事。仮性包茎のため、亀頭部の露出等は問題ないのですが、たまに巻き込んだ毛を抜く際に包皮が赤くなるようになり、治療を考えるようになったそうです。元々、ペニスの見た目で悩んできた経緯もあり、今回は衛生面も含めて根本的な治療を考えるようになりご相談に来られました。本人希望としてはできれば切らない方法で状態改善できないかとの希望あり。
仮性包茎は手術が必要なのか
当院の考えとしては仮性包茎については必ずしも手術が必要だと考えておりません。しかし、患者様のペニスの状態によっては、衛生面の改善・毛巻き込みや皮膚疾患等のリスク改善・今後の入院時や介護に備えて治療を受けたいなど、ご本人がどのような目的で治療を考えているかにより、仮性包茎であっても手術対応をおこなっております。
特に仮性包茎の方に多いケースとしては、包皮が被る際に毛が巻き込んで痛い・衛生面が気になる・臭いが気になる・炎症などの皮膚疾患を繰り返しているなど、患者様の状態によっては治療を受けることが望ましいと判断するケースもございます。そういった点を踏まえますとご自身がどのようなことで悩んでいるのか、その悩みを改善・リスク軽減ができるのであれば、包茎手術を受けることで改善できるメリットも多いものだと考えます。
当院が目指すところは『男性器治療のかかりつけ医』としての存在意義
個人クリニックならではの強み
クリニックを選ぶ際に「料金」ばかり気にしていると、いざという時に
困ることがあります。治療は治るまでが治療であることをお忘れなく。
福岡・博多・天神で包茎手術を受け、術後の緊急時対応で夜間でも駆けつけてくれる執刀医がどれほど
いると思いますか。
大手クリニックチェーンに多い医師が出張で手術を行っている医療機関では、このような対応は難しいかと思われます。
当院のように院長が常駐しており、緊急時もすぐに駆け付けて対応できる医療機関は、実際大変少ないと思われます。
本当に患者様が治療後も安心だと感じる、術後のアフターケア対応はこういうことだと当院は考えます。
包茎手術後に注意して欲しいこと
治療を受けられる患者様に必ずお話しているのが、手術後の体型変化についての注意です。中高年の世代でご相談に来られるケースとして、若い頃に包茎手術を受けているが包皮が被るようになって治療を考えているとのご相談。このような状態で悩むようになった方の主な要因としては、若い頃に比べて体型の変化によりお腹が出るような状態になった方に多くお見受けするケースです。
男性の方に多い俗に言うメタボ体型となってきますと下腹部にペニスが埋もれるような状態になってくる方がおられます。その影響で以前は亀頭部の露出が自然にできていたのにも関わらず、包皮が亀頭部に被るようになるケースがございます。こうなりますと、せっかく治療を受けることで改善できた衛生面や見た目の悩みをまた抱えることになりかねません。そのため、若い頃と同じような体型維持は難しいにしても、健康管理の一環として体型の変化には注意しておいていただきたいと考えます。
包茎治療後の修正手術について
先ほどお話したように包茎手術後にまた包皮が被るようになってきたので、また包茎手術を受けたいとご相談に来られる患者様がおられますが、そのほとんどが包茎手術の適用ができないケースがほとんどです。なぜなら、包茎手術で除去できる包皮には限りがあるからです。
ペニスは通常時から勃起時に状態変化するなかで、残さないといけない必要な包皮があります。包茎手術で除去できる包皮は、この勃起時に余りとなってくる余剰包皮を除去することしかできません。そのため、余剰包皮がない場合、これ以上包皮を除去してしまいますと、勃起時に包皮が足りない状態となり勃起に影響する可能性があります。
手術の際に正しく除去できる包皮を判断する
他院にて治療を受けた後の修正手術のご相談をいただくなかに、術後から勃起時の突っ張り感が酷く痛みを感じるというケースがあります。過去に当院で診察対応したなかには、残念ながら明らかに過剰に包皮を除去した影響が考えられる方もおられました。包茎治療においてはペニスの衛生面や皮膚疾患を改善することはもちろんのこと、本来は性行為時の機能低下に繋がるような治療ではありません。未熟な執刀医による手術は、一生を左右する悩みを抱える可能性があります。
よくミリ単位で包皮を計測するとの表現を行っている医療機関がありますが、これは大袈裟な表現だと感じます。熟練した手術経験の多い医師の包皮デザインのやり方とは異なる印象です。もし、本当にミリ単位で包皮計測をしてるのであれば、ここからここまで何cmのため、何cm何mmで包皮切除といったように術後のカルテ情報が残っているはずです。そういった医療機関で治療を受けられた方は、術後に医療情報を確認してはいかがでしょうか。
特に目立ちやすい亀頭部
ペニスの見た目で、特に気になるとご相談の多い部位としては亀頭部の見た目が圧倒的に多い印象です。特に萎縮傾向が出てくると先細りの状態に見えるケースが多く、この部分が若い頃に比べて見た目に変化が出やすい部位のひとつだと考えます。性行為が現役の方であれば、この亀頭部の治療をベースにすることで亀頭のハリや弾力を改善し、見た目の印象としてはドシッとした状態になります。目立ちやすい亀頭部がボリュームアップするだけでも、逞しい印象のペニスなると思います。治療後の状態でも変化は大変分かりやすい治療です。
治療直後から効果実感
治療直後から増大効果や見た目の変化を分かりやすく感じる治療としては亀頭増大術は、当院でも大変人気のある治療の1つです。患者様の元々の大きさ・形状により注入できる量には限りがありますが、今の状態よりも少しでも印象を良くしたいとお考えの方であれば、この治療は大変有効な治療方法だと考えます。元々の形状を生かし、患者様によっては少しでも予算の範囲内で治療できるよう注入をおこなう部位の選定が大切です。見た目に分かりやすく大きくしたいのであれば、注入量が多いほど効果はより分かりやすく得られます。
亀頭増大治療で使用する薬剤
近年は様々な注入製剤があり、目的や効果に応じてある程度の選択ができるようになりました。一部の製剤に関しては樹脂的なものを注入することで薬剤自体が残るので効果が高いとの事で大変高額な負担を強いられるものも存在します。しかし、事前に治療リスクを理解し、治療をおこなわないと完全なる異物についてはアレルギー反応や血流障害などが起こり、治療後にトラブルになるケースもあります。
注入後、簡単に除去できるといった説明のもと治療をおこなってる男性クリニックもあるようですが、注入した異物を100%除去することは難しいと思われます。一部組織に入り結合してしまったものについては、組織ごと除去する必要があるケースも考えられるため、元々の形状を大きく損なう可能性があります。そのため、当院では安全性を第一に考え、注入製剤の種類や注入量についても厳しい基準のもと治療をおこなっています。術後の血流障害などのリスクを考えますと、この判断を誤ることはできません。
患者様のお悩みとは
50代を過ぎてから、日常生活で包皮に毛が絡んで痛みを感じることが増えてきました。特に毛を抜く際に何度か包皮口も赤くなったり痛みを感じる機会も増えてきたことで、包茎手術を考えるようになりました。希望としては切らない包茎治療の適用が可能であれば、切らないにこしたことはないのですが、何度も治療できないため、どのような治療方法が有効なのかしっかりと相談して判断したい。あとはペニスの見た目についても少し悩んでいますが、予算の関係もあるため、可能な範囲で治療を考えています。
東郷院長の診察
通常時に亀頭部の露出は全く問題ない仮性包茎。ご自身がおっしゃられるように体型の影響で陰茎部が下腹部に埋もれやすいため、毛が巻き込みやすい状態。巻き込んだ毛が要因で包皮口に切れた痕ができており、陰茎部の包皮の一部が絞めつけられるような形状になっている。体型の影響を加味するとペニス自体が下腹部に潜り込みやすい形状のため、状態改善を基準にすると切る包茎手術の適用となるケース。ペニスの見た目が気になるとの事でしたが、包茎手術後は比較的すっきりとした状態となるため、目立ちやすい亀頭部への治療アプローチを考えると最小限の治療で効果を出しやすいと考えます。ただ今後は体型管理についても意識が必要です。
今回のオペ内容
東郷式・包茎手術
プレミアムカット ¥242,000-(税込)
亀頭増大術
東郷式・スタンドアウト法
タイプS 1cc ¥62,700-(税込)
術後の患者様
インターネットで事前に調べていたこともあり、元々ペニスの埋もれもあるので切らない方法は適用できない場合があると覚悟していたとの事。事前の診察・カウンセリングの際に術後を想定した生活をできるだけ正確にイメージし、術後ケアや傷痕等についてもご理解いただきました。
治療時は段階的に徐々に麻酔をおこない、できるだけ麻酔注射の負担を軽減し治療をおこないました。治療中はできるだけリラックスされるようお声掛けをしながら、無事に終わりました。治療後は術後の状態を確認していただき、すっきりとした陰茎部と少し逞しくなった亀頭部の状態を確認され、大変喜んでおられました。
あとは術後の感染リスクを考慮し、しっかりと内服薬・消毒・軟膏での対応および術後の注意事項をお守りいただくことが大切です。
治療・手術後にいただいた患者様からの口コミアンケート(随時更新中)
当院でおこなっている仮性包茎手術についての事前情報
当院よりひとこと
今回の患者様のように、仮性包茎の方のご相談を大変多くいただていおります。ご来院になる患者様はインターネット検索でたくさんのサイトを見たが、実際は分からないことが多いため、まずは診察で状態を診て欲しいとのご希望からご来院されるケースがほとんどです。
事前にパートナーの方にご相談いただいたうえでご来院される方も多く、近年はパートナーの方と一緒にご来院される方もおられます。男性クリニックも含めますと九州にも大変多くの医療機関がありますが、数あるだけ治療方法や術後ケアは異なります。状態改善を主に考える医療機関もあれば、傷痕の配慮を最優先に考える医療機関もあるため、患者様の希望に合った医療機関を選ぶことも大切だと思います。
端的に費用が高い・安いなどの判断は手術を判断するなかで大切な要因の1つとなると思いますが、こういった治療は術後ケア経て完治目安までのアフターケアも非常に大切な要因となります。治療を受けるにあたり、どういった点を最優先に考えているのか明確にすることで、ご自身に合った医療機関が見つかると思います。
男性にしか分からない悩み。当院はそういったお気持ちにできるだけ寄り添い、治療・術後ケアについても不安なことについては、早急な術後対応・常時対応可能な専用のホットラインで、いつでも患者様と繋がっています。当院は、今後も安心・安全な治療を患者様に提供し続けていきます。
完全予約制・男性フロア貸し切り
数ある病院・クリニックから当院を選んでいただきありがとうございます。
ここで皆さまに当院の院内・オペ環境や当院の取り組みについてご紹介いたします。
明瞭な料金提示
当院の治療費用には診察料・麻酔代・手技料・投薬などの費用がすべて含まれています。
そのため、料金表以外の費用は一切かかりませんのでご安心ください。
詳しくは当院ホームページにございます料金表をご確認ください。
福岡・博多で仮性包茎手術なら
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ
【男性のお悩み相談室 仮性包茎手術】
フリーダイヤル:0120-15-0605
メール:mens@togo-clinic.net
福岡市博多区博多駅前2-17-26
大野ビル2階(旧 オオエスビル)
診療時間10:00~18:00 (完全予約制)
博多駅博多口徒歩3分
記事監修医師 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長 東郷智一郎 -WRITER-
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長:東郷智一郎
日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会(JSAS、JSAPS)正会員・日本皮膚科学会正会員 形成外科医として大学病院の医局長、そして大手グループの美容形成外科院長を歴任し、福岡・JR博多駅前で東郷美容形成外科 福岡メンズを開院。