本日は沖縄県浦添市より、カントン包茎手術を希望された20代の患者様がご来院されました。
治療の経緯
今回の患者様、通常時の亀頭部の露出はおこなえるのですが、勃起時に陰茎部を絞めつけるような痛みがあるとの事。元々、ケロイド体質のため、切る治療になることは分かっているが術後の傷痕についても心配だとおっしゃられていました。あとは亀頭部が陰茎部に比べて小さいため、見た目の改善についても相談したいと、メールでのご相談から対応させていただきました。事前に術後の生活や注意事項等についてもやりとりをしたうえで、ご来院されました。
カントン包茎の特徴
カントン包茎には、絞扼輪(こうやくりん)という一部狭くなって絞めつける部位があります。絞めつけの程度によりペニスの状態が大きく異なりますが、真性包茎まではいかないにしても、包皮口が狭いことによる弊害があるケースも多々見受けます。例えば、今回の患者様のように通常時の亀頭の露出はできても、勃起時に陰茎部を一部絞めつけることで痛みを感じてしまうケース。
絞めつけの程度には個人差があるため、それ以外には絞めつける部位周辺の包皮が切れたり、赤くなることを繰り返すような皮膚疾患を起こしてしまうケースもあります。そして、カントン包茎で大変厄介なケースは無理に亀頭を露出することで包皮が戻らなくなり、亀頭周辺に浮腫みがでてしまい、うっ血している状態になってしまったとご来院されるケース。このケースの場合、その多くが浮腫みが出ることにより余計に絞めつけが酷くなり激しい痛みを伴ってご来院される方が多くおられます。そのため、露出した状態で無理に勃起させることは状態により大変危険な行為となります。
当院が目指すところは『男性器治療のかかりつけ医』としての存在意義
個人クリニックならではの強み
クリニックを選ぶ際に「料金」ばかり気にしていると、いざという時に
困ることがあります。治療は治るまでが治療であることをお忘れなく。
福岡・博多・天神で手術を受け、術後の緊急時対応で夜間でも駆けつけてくれる執刀医がどれほど
いると思いますか。
大手クリニックチェーンに多い、医師が出張で手術を行っている医療機関では、このような対応は難しいかと思われます。
当院のように院長が常駐しており、緊急時もすぐに駆け付けて対応できる医療機関は、実際大変少ないと思われます。
本当に患者様が治療後も安心だと感じる、術後のアフターケア対応はこういうことだと当院は考えます。
当院の所在地・Google口コミはこちらから 現在、60件以上の口コミで★ 5の評価
かんとん包茎の方に多いケース
包皮口にあたる部分が亀頭部を露出することで反転し、陰茎部の締めつけの部分になります。この絞めつけが起きる部位を絞扼輪(こうやくりん)というのですが、包皮口が狭くなっているため、普段から包皮が被りがちになってしまいます。そのため、包皮内に恥垢が溜まったり、排尿時の尿が中に残ることで不快な臭いが出てしまう方も多くおられます。
あと多いものとしては、かんとん包茎や真性包茎の方の中には亀頭部の露出をこれまで十分におこなっていないがため、外部の刺激に慣れていないケースもお見受けします。本来であれば、ゆっくりと成長と共に亀頭の露出ができるようになるにしたがって慣れていくものなのですが、過敏さゆえの痛みを感じるため、そうすることをこれまで避けてきたという方が多くおられます。この場合、包茎治療後は亀頭部が完全に露出した状態になるため、当面の間は亀頭部が下着などに擦れて痛みのような感覚が続きます。しかし、だんだんと擦れて慣れていくものですのでそこまで心配はいりません。ただ、お仕事柄、よく動かれる方に関しては大変苦痛なものとなりますので、その場合は他の治療方法と組み合わせて治療をおこなうケースもございます。
無理に行為をおこなうと
性行為やマスターベーションの後に、陰茎部の締めつけ部位にあたる包皮が赤くなったり、だんだんと包皮が切れるようになって痛みを伴うようになったとのご相談を多くいただきます。特に酷い状態になると勃起するたびに、包皮が裂けるような形状になる方もおられます。
本来であれば、性交渉やマスターベーションの際に痛みを伴うような状態になることはありませんので、初期の段階で泌尿器科や皮膚科での受診をおこなっていれば、酷くなることも少ないのですが、ほとんどの方がそのままにしておいても傷は治るので放置してしまう方が大半です。しかし、今回の患者様のように何度も擦り傷状になることを繰り返しているケースの場合、最終的に外科手術をもって根本的な治療をおこなう患者様も多くお見受けします。
包茎手術の傷あと
ご相談いただく方のほとんどが気にされる包茎手術後の傷痕についてなのですが、当院で治療される方の90%以上の方が傷痕の目立ちにくい治療方法を希望されます。包皮炎などの皮膚疾患で長く悩んできた方は、傷痕よりも痛みなどを最優先に改善することを目的にされるのですが、やはり術後の状態は誰しもが気になるところ。包茎手術を受けたことが周りに分からないよう自然な術後の状態を希望される方がほとんどです。どの患者様にもお話するのですが、今の一時的な感情で判断するのではなく、先々を見据えて術後イメージをしていただくようにご案内しています。
安易な治療はのちのち、修正手術を受けるような悩みに繋がるケースもお見受けします。当院にはこの包茎手術後の傷痕修正のご相談を多くいただいていますが、他院にみられる高額な美容外科的オプション治療のために費用負担が高額になり、術後の傷痕を気にしていたにも関わらず、手術方法の選択を誤ってしまったというケースを多々お見受けします。予算内の治療でできないのであれば、手術をしたい希望があっても一旦保留にすることも必要だと思います。そして、他の男性クリニックでご相談いただくことでよりご自身にあった治療プランでの手術が可能なこともあるかと考えます。手術はやり直しがききません。冷静な判断が必要です。
包茎治療と同時に亀頭部の見た目も改善
近年は亀頭増大治療などを行う際に適用する注入製剤には様々な種類があります。目的や効果に応じてある程度の選択ができるようになりました。一部の製剤に関しては樹脂的なものを注入することで薬剤自体が残るので効果が高いとの事で大変高額な負担を強いられるものも存在します。しかし、事前に治療リスクを理解し、治療をおこなわないと完全なる異物についてはアレルギー反応や血流障害などが起こり、治療後にトラブルになるケースもあります。
注入後、簡単に除去できるといった説明のもと治療をおこなってる男性クリニックもあるようですが、注入した異物を100%除去することは難しいと思われます。一部組織に入り結合してしまったものについては、組織ごと除去する必要があるケースも考えられるため、元々の形状を大きく損なう可能性があります。そのため、当院では安全性を第一に考え、注入製剤の種類や注入量についても厳しい基準のもと治療をおこなっています。術後の血流障害などのリスクを考えますと、この判断を誤ることはできません。
患者様のお悩みとは
20代も後半にさしかかり、勃起時に痛みを感じるため、長く悩んできました。これまでパートナーとの性行為にも問題があり、積極的な交際が難しかったです。今後を考えて、いずれ手術は必要だと思ってきたのですが、今回長年悩んできたペニスの治療をしようと、ようやく決心しました。性行為時に痛みのないようにしたいのは前提なのですが、体質的に傷痕も目立ちそうなのでできるだけ自然な形状になるような手術を希望します。可能であれば、亀頭部の治療も視野に入れて相談したいと思っています。
東郷院長の診察
通常時でも包皮口が狭く、亀頭部を露出すると陰茎部に絞めつけができるカントン包茎。やはり亀頭部の敏感さはあるが、しっかりと手術を受けることで露出状態が維持され、ゆっくりと慣れてくる。状態を診る限り、傷痕の目立ちにくい手術方法の適用は可能。亀頭増大については全体のバランスをみて治療可能だが、術後生活を考えて敏感さを強く感じる部分も含めて注入範囲を確認。
今回のオペ内容
東郷式・包茎手術
アートカット ¥330,000-(税込)
(スポーツ紙連動・治療プラン)
絞扼輪除去 かんとん包茎 ¥77,000-(税込)
包皮小帯形成 ¥110,000-(税込)
洗浄消毒 ¥33,000-(税込)
亀頭増大術
東郷式・スタンドアウト法
タイプS 1cc ¥55,000-(税込)
(スポーツ紙連動・治療プラン)
※今回は亀頭強化でおこなう範囲も考慮し注入となる。
術後の患者様
治療時は大変緊張されておられましたが段階的に徐々に麻酔をおこない、できるだけ麻酔注射の負担を軽減し手術をおこないました。治療中はできるだけリラックスされるようお声掛けをしながら治療が終わりました。治療後は見るのが怖いとおっしゃられていましたが、術後の状態を確認していただき、大変喜んでおられました。
あとは術後の感染リスクを考慮し、しっかりと内服薬・消毒・軟膏での対応および術後の注意事項をお守りいただくことが大切です。今回の患者様の場合、亀頭部が外部の刺激に慣れるまで多少違和感があります。そのため、術後の生活が心配だと事前に話しておられたので、しっかりと術後説明を確認。ご遠方からのご来院だったため、本日は近隣のホテルに宿泊との事で、何かあれば、すぐにご連絡いただくようご案内させていただきました。
治療・手術後にいただいた患者様からの口コミアンケートはこちらから
当院でおこなっているカントン包茎手術についての事前情報
当院よりひとこと
通常時は亀頭部の露出がおこなえるが、勃起時に露出がおこなえないカントン包茎のご相談を多くいただいています。今回の患者様のようにご遠方からご来院される患者様も大変多くおられます。術後については高齢世代の方も、負担少なく行える術後ケアを患者様にお願いしています。
カントン包茎や真性包茎の多くは、亀頭部の露出癖があまりないケースがほとんどのため、包茎手術後に徐々に外部の刺激に慣れていく期間が必要となります。何度か亀頭部の皮が剥け、徐々に粘膜が鍛えられていくイメージです。お仕事柄、よく動かれる職種の方はこの術後の生活を心配される方も多いのですが、元々のペニスの状態に合わせて日常生活にできるだけ負担の少ないよう、治療プランを一緒に考えていきます。
この患者様は事前に理解していましたが、カントン包茎や真性包茎については保険適用で手術を受けることができます。当院は保険適用外のみとなるため、自費負担での治療のご案内となります。保険適用と保険適用外の治療については、手術方法や術後ケアなどに大きな違いがあるため、治療をお考えの方においてはどちらの方法で手術を考えるのが望ましいのか、しっかりと内容を理解し判断いただくことが必要となります。
完全予約制・男性フロア貸し切り
数ある病院・クリニックから当院を選んでいただきありがとうございます。
ここで皆さまに当院の院内・オペ環境や当院の取り組みについてご紹介いたします。
明瞭な料金提示
当院の治療費用には診察料・麻酔代・手技料・投薬などの費用がすべて含まれています。
そのため、料金表以外の費用は一切かかりませんのでご安心ください。
詳しくは当院ホームページにございます料金表をご確認ください。
福岡・博多でカントン包茎手術なら
東郷美容形成外科 福岡メンズ
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【男性のお悩み相談室 カントン包茎手術】
フリーダイヤル:0120-15-0605
メール:mens@togo-clinic.net
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診療時間10:00~18:00 (完全予約制)
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記事監修医師 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長 東郷智一郎 -WRITER-
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長:東郷智一郎
日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会(JSAS、JSAPS)正会員・日本皮膚科学会正会員 形成外科医として大学病院の医局長、そして大手グループの美容形成外科院長を歴任し、福岡・JR博多駅前で東郷美容形成外科 福岡メンズを開院。