本日は北九州市より、仮性包茎手術を希望された30代の患者様がご来院されました。
治療の経緯
今回の患者様は、ここ1年ほどで15kgほど体重が増えてから、包皮の被りが気になるようになったとの事。過去に怪我により手術を受けたことがあり、その際の傷痕を見る限りケロイド体質があるとのご認識。そのため、今回包茎手術を考える際に気になる点が、このケロイド体質の影響で傷跡が目立ちやすくなるのではないかと心配だとおっしゃられていました。
体重が増える前は包皮を剥けば、亀頭部は露出しやすい状態だったため、これまで包茎には悩んでいなかったようです。しかし、たまに包皮が巻き込むことがあり、治療を希望されてご来院となりました。
仮性包茎の場合、切る治療は必要!?
当院としては仮性包茎については必ずしも手術が必要だと考えておりません。しかし、患者様のペニスの状態によっては、衛生面の改善・毛巻き込みや皮膚疾患等のリスク改善・今後の入院時や介護に備えて治療を受けたいなど、ご本人がどのような目的で治療を考えているかにより、仮性包茎であっても手術対応をおこなっております。
特に仮性包茎の方で治療のご相談にご来院される方の多くは、包皮が被る際に毛が巻き込んで痛い・衛生面が気になる・臭いが気になる・炎症などの皮膚疾患を繰り返しているなど、患者様の状態によっては治療を受けることが望ましいと判断するケースもございます。そういった点を踏まえますとご自身がどのようなことで悩んでいるのか、その悩みを改善・リスク軽減ができるのであれば、包茎手術を受けることで改善できる点も多く考えられます。
当院が目指すところは『男性器治療のかかりつけ医』としての存在意義
個人クリニックならではの強み
クリニックを選ぶ際に「料金」ばかり気にしていると、いざという時に
困ることがあります。治療は治るまでが治療であることをお忘れなく。
福岡・博多・天神で包茎手術を受け、術後の緊急時対応で夜間でも駆けつけてくれる執刀医がどれほど
いると思いますか。
大手クリニックチェーンに多い医師が出張で手術を行っている医療機関では、このような対応は難しいかと思われます。
当院のように院長が常駐しており、緊急時もすぐに駆け付けて対応できる医療機関は、実際大変少ないと思われます。
本当に患者様が治療後も安心だと感じる、術後のアフターケア対応はこういうことだと当院は考えます。
当院の所在地・Google口コミはこちらから 現在、60件以上の口コミで★ 5の評価
30代・40代に多い体型の変化
当院で治療を受けられる患者様に必ずお話しているのが、包茎手術後の体型変化の影響についてです。特に若い頃に手術を受けられた方に多いケースとしては、お腹が出てくるようになってからまた包皮が被るようになってきたとのご相談。男性の方に多い俗に言うメタボ体型となってきますと下腹部にペニスが埋もれるような状態になってくる方が大変多くおられます。
こうなりますと、せっかく治療を受けることで改善できた衛生面や見た目の悩みをまた抱えることになりかねません。そのため、若い頃と同じような体型維持は難しいにしても、健康管理の一環として体型の変化には注意しておいていただきたいと考えます。
包茎手術は何度も受けられるのか
先ほどお話したように包茎手術後にまた包皮が被るようになってきたので、また包茎手術を受けたいとご相談に来られる患者様がおられます。この場合、包茎手術の適用がないケースがほとんどです。なぜなら、包茎手術で除去できる包皮には限りがあるからです。
包茎手術で除去できる包皮は、勃起時に余りとなってくる余剰包皮を除去することしかできません。そのため、余剰包皮がない場合、これ以上包皮を除去してしまいますと、勃起時に包皮が足りない状態となり勃起に影響する可能性があります。通常時、包皮が余っているように見えて、勃起時にちょうどよい状態となっている場合、これ以上の包皮の除去は不可となります。
包茎手術後に包皮が被る場合、適用できる手術とは
2次的な治療を安易にお勧めするのではなく、まずはご自身で当時、亀頭部が露出していた頃の体型に少しでも近づけていただくための努力をしてもらうこと、これが一番良いと考えます。男性の方は一般的に内臓脂肪がつきやすいため、簡単に痩せることは難しいかもしれません。しかし、こういった要因は内科疾患にも繋がりやすいため、できる努力をすることは重要なことだと考えます。
これが簡単にいかないケースであれば、体型改善をベースに治療を併用して、埋もれやすくなった陰茎部を引き出す長茎手術や、加齢等で若い頃の弾力やハリがなくなってきた亀頭増大治療をおこなうことで、ペニスの衛生面を改善する方法もございます。
切らずに仮性包茎を改善する方法
カントン包茎や真性包茎の場合、絞扼輪と呼ばれる陰茎部を絞めつける要因になる部位があるため、根本的に切る治療を行っています。しかし、仮性包茎に関しては亀頭部の露出や性行為にも問題がないため、亀頭増大治療の方法を応用して露出癖をつける状態にすることで現状よりも状態改善できるケースもございます。今回の患者様のように元々、ケロイド体質がある・術後の傷痕が気になる・切る治療までは受けたくない・血液をサラサラにするお薬を服用しているなど、外科治療がおこなえない方に対しても少しでも状態改善できる治療をご提案できるようにしています。
体型変化が影響して包皮が被るようになったのであれば
こういった体型の要因がある方に関しては、治療と並行して術後の日常生活で注意して欲しい点や運動による状態改善のご協力をいただかざるを得ないケースもございます。少しでも治療効果を有効にするため、できる努力は患者様にも頑張っていただかないといけないと考えます。短期間での極端は変化は難しいにしても、意識することが大切だと考えます。やはり身体が資本ですから、健康でいることは大事なことです。
患者様のお悩みとは
これまでは仮性包茎だったため、特にペニスで悩むこともなかったのですが、ここ1年で体重が大きく変わり、それがきっかけで包茎で悩むようになりました。太ったことによる影響は自分自身でも理解しているため、普段から運動を意識しています。元々、ケロイド体質のため、できれば切らずに治療できないかと考えています。
東郷院長の診察
通常時に亀頭部の露出は全く問題ない仮性包茎。体型変化に伴い、ペニスが下腹部に埋もれやすい状態のため、ご自身がおっしゃられるように毛が巻き込みやすい状態。毛巻き込みによる痛みや、衛生面等を考慮して治療を希望されるのであれば、手術自体は可能。
しかし、元々の体質により傷痕が目立ちやすい可能性あり。ご本人の切らない治療をベースに治療を考えると、体型改善の協力は必須となるため、その点の意識があるのであれば、切らない包茎治療の適用は可能。ただし、直後の状態改善には限界あり。
今回のオペ内容
亀頭増大術
東郷式・スタンドアウト法
タイプL 1cc ¥96,800-(税込)
(スポーツ紙連動・治療プラン)
術後の患者様
事前の治療内容や術後ケアのご理解をいただき、できるだけ麻酔注射の負担を軽減し治療をおこないました。術後の状態を確認し、術前にイメージしていた状態になったことを確認され、大変喜んでおられました。治療後はなお一層体型改善の努力が必要だとご認識されていました。
あとは術後の感染リスクを考慮し、しっかりと内服薬・消毒・軟膏での対応および術後の注意事項をお守りいただくことが大切です。
治療・手術後にいただいた患者様からの口コミアンケートはこちらから
当院でおこなっている切らない包茎治療についての事前情報
当院よりひとこと
今回のように切らない治療を希望される患者様が大変多くご来院されています。特に包茎治療に関しては術後の傷痕について不安があるとのお言葉も多く、なかには職業柄、仕事の影響を懸念して切る治療は避けたいとのおっしゃられる方も多くおられます。現状、ペニスの状態や体型を考慮し、切らない治療の適用が難しいと判断されるケースもございますが、術後の生活習慣等で体型改善の努力をしていただければ、以前のように露出癖がつくようになるケースも大変多くお見受けします。
しかし、治療として考える場合、いくら希望があっても有効ではない方法でのご案内をすることは難しく、根本的に切る治療の適用のみと判断されることもございます。仮性包茎以外のカントン包茎や真性包茎の場合は必ず切る治療がベースとなりますので、切らない治療は適用不可となります。
近年の傾向をみますと、できれば切りたくないと考える患者様も大変多くなってきました。ひと昔前では手術を希望される方が一般的だったのですが、これも時代の流れでしょうか。当院としては少しでも患者様の希望に沿った治療方法の提案ができるよう、術後管理も含めて、患者様に正しい医療情報を提供しています。お気軽にお問い合わせください。
完全予約制・男性フロア貸し切り
数ある病院・クリニックから当院を選んでいただきありがとうございます。
ここで皆さまに当院の院内・オペ環境や当院の取り組みについてご紹介いたします。
明瞭な料金提示
当院の治療費用には診察料・麻酔代・手技料・投薬などの費用がすべて含まれています。
そのため、料金表以外の費用は一切かかりませんのでご安心ください。
詳しくは当院ホームページにございます料金表をご確認ください。
福岡・天神で仮性包茎治療なら
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ
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記事監修医師 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長 東郷智一郎 -WRITER-
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長:東郷智一郎
日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会(JSAS、JSAPS)正会員・日本皮膚科学会正会員 形成外科医として大学病院の医局長、そして大手グループの美容形成外科院長を歴任し、福岡・JR博多駅前で東郷美容形成外科 福岡メンズを開院。