本日は福岡市南区より、切らない包茎手術を希望された40代の患者様がご来院されました。
治療の経緯
今回の患者様は、20代の頃から仮性包茎で悩んできた方。10年ほど前に、他院にて切らない長茎治療を受けられたとのこと。当時、包茎手術を受けると傷痕ができることを懸念され、長茎治療を受ければ改善できるとの説明のもと治療を受けたそうです。この長茎治療についても切ると傷痕ができるため、切らない長茎治療を受けたとおっしゃられていました。しかし、治療後の状態をみても全く改善しておらず、ずっと悩んできたようです。今回は仮性包茎を改善するため、どの様な治療方法があるのか相談したいとご来院されました。
仮性包茎の場合、切る治療は必要なのか
当院としては仮性包茎については必ずしも手術が必要だと考えておりません。しかし、患者様のペニスの状態によっては、衛生面の改善・毛巻き込みや皮膚疾患等のリスク改善・今後の入院時や介護に備えて治療を受けたいなど、ご本人がどのような目的で治療を考えているかにより、仮性包茎であっても手術対応をおこなっております。
特に仮性包茎の方で治療のご相談にご来院される方の多くは、包皮が被る際に毛が巻き込んで痛い・衛生面が気になる・臭いが気になる・炎症などの皮膚疾患を繰り返しているなど、患者様の状態によっては治療を受けることが望ましいと判断するケースもございます。そういった点を踏まえますとご自身がどのようなことで悩んでいるのか、その悩みを改善・リスク軽減ができるのであれば、包茎手術を受けることで改善できる点も多く考えられます。
当院が目指すところは『男性器治療のかかりつけ医』としての存在意義
個人クリニックならではの強み
クリニックを選ぶ際に「料金」ばかり気にしていると、いざという時に
困ることがあります。治療は治るまでが治療であることをお忘れなく。
福岡・博多・天神で包茎手術を受け、術後の緊急時対応で夜間でも駆けつけてくれる執刀医がどれほど
いると思いますか。
大手クリニックチェーンに多い医師が出張で手術を行っている医療機関では、このような対応は難しいかと思われます。
当院のように院長が常駐しており、緊急時もすぐに駆け付けて対応できる医療機関は、実際大変少ないと思われます。
本当に患者様が治療後も安心だと感じる、術後のアフターケア対応はこういうことだと当院は考えます。
当院の所在地・Google口コミはこちらから 現在、60件以上の口コミで★ 5の最高評価
長茎治療を受けると仮性包茎は改善するのか
当院にもお問い合わせが大変多いのですが、埋もれている陰茎部を引き出す長茎治療を受ければ、それにより仮性包茎が改善できませんかとのご相談。これについては診察での判断が必要となりますが、根本的には難しいと考えます。本来、仮性包茎を改善したいのであれば、包茎治療を受けることが適切な治療方法と考えます。しかし、今回の患者様のように手術後の傷痕を考えて、別の治療方法で状態改善できないかとのご相談も大変多いです。
長茎治療の術後効果を考える
当院でも行っている長茎治療ですが、治療後の状態で正確に何cm陰茎部が引き出せますとお伝えすることが難しい治療です。そのため、例えば仮性包茎を改善するために長茎治療を適用した場合、包茎手術で除去する余剰包皮と長茎治療で引き出される陰茎部の長さのバランスが問題になります。余りの包皮に対して同じだけ陰茎部が引き出せるのであれば、仮性包茎を改善できる可能性はあるかもしれませんが、これに当てはまるケースは大変少ないと考えられます。そのため、術後効果が不確かな治療は行えないと判断します。
当院が長茎治療を適用するケース
体型の変化に伴い、ペニスが身体の中に埋もれてしまう埋没陰茎改善のために適用している治療となります。この埋没陰茎の状態になりますと、排泄の際にペニスがお腹に埋もれて見えない状態の方や衛生面の問題、毛を巻き込んでしまうなど、様々な状態を引き起こします。ですが、端的にいいますと「努力して痩せる」これだけで、その多くは改善します。逆に安易に根本的に切る長茎治療を受けることで、大きなデメリットもあるため、当院では治療適用の際に正しい医療情報をお伝えしています。
術後、体型の変化により起こること
過去に根本的に切る方法で包茎治療を受けられた方についても体型変化には注意が必要です。特に若い頃に手術を受けられた方に多いケースとしては、お腹が出てくるような世代になってからまた包皮が被るようになってきたとのご相談。男性の方に多い俗に言うメタボ体型となってきますと下腹部にペニスが埋もれるような状態になってくる方が大変多くおられます。
こうなりますと、せっかく治療を受けることで改善できた衛生面や見た目の悩みをまた抱えることになりかねません。そのため、若い頃と同じような体型維持は難しいにしても、健康管理の一環として体型の変化には注意しておいていただきたいと考えます。
包茎手術後に包皮が被る場合、適用できる手術とは
2次的な治療を安易にお勧めするのではなく、まずはご自身で当時、亀頭部が露出していた頃の体型に少しでも近づけていただくための努力をしてもらうこと、これが一番良いと考えます。男性の方は一般的に内臓脂肪がつきやすいため、簡単に痩せることは難しいかもしれません。しかし、こういった要因は内科疾患にも繋がりやすいため、できる努力をすることは重要なことだと考えます。
これが簡単にいかないケースであれば、体型改善をベースに治療を併用して、埋もれやすくなった陰茎部を根本的に切って引き出す長茎手術や、加齢等で若い頃の弾力やハリがなくなってきた亀頭増大治療をおこなうことで、ペニスの衛生面を改善する方法の適用を考えます。
リスクを考慮し、切らずに仮性包茎を改善する
カントン包茎や真性包茎の場合、絞扼輪と呼ばれる陰茎部を絞めつける要因になる部位があるため、根本的に切る治療を行っています。しかし、仮性包茎に関しては亀頭部の露出や性行為にも問題がないため、亀頭増大治療の方法を応用して露出癖をつける状態にすることで現状よりも状態改善できるケースもございます。しかし、これには体型管理の要素が大変重要となるケースもあるため、事前に正しい治療効果をご理解いただくことが必要となります。
患者様のお悩みとは
20代の頃から悩んでいた仮性包茎を改善するために、10年ほど前に他院で切らない長茎治療を受けました。しかし、術後の状態は特に変わらず、包茎のままでした。切ると傷痕が残ることが嫌なため、切らずに包茎を改善できる治療はないかと考えています。今回は根本的な包茎治療の方法についても理解したいと思いますので、切る方法と切らない方法について相談したいとおっしゃられていました。
東郷院長の診察
通常時に亀頭部の露出は全く問題ない仮性包茎。過去に長茎治療を受けられたそうだが、切らない治療のため、すでに留めている糸が外れているのか、緩んでいる可能性あり。そのため、当時の術後直後の状態は分からないが、現状を見る限り包皮は被っている状態。仮性包茎であっても毛巻き込みによる痛みや、衛生面等を考慮して治療を希望されるのであれば、手術自体は可能。
包茎を改善するのが目的であれば、根本的に切る包茎治療が有効と考えるが、ご本人がおっしゃられる傷痕が気になって治療に踏み切れないのであれば、簡易的ではあるが亀頭増大治療を応用した切らない包茎治療の適用あり。そのためには良い状態を保つため、体型改善等の努力は必要。
今回のオペ内容
亀頭増大術
東郷式・スタンドアウト法
タイプL 1cc ¥96,800-(税込)
(スポーツ紙連動・治療プラン)
術後の患者様
事前の治療内容や術後ケアのご理解をいただき、できるだけ麻酔注射の負担を軽減し治療をおこないました。術後の状態を確認し、術前にイメージしていた状態になったことを確認され、大変喜んでおられました。治療後はなお一層体型改善の努力が必要だとご認識されていました。あとは術後の感染リスクを考慮し、しっかりと内服薬・消毒・軟膏での対応および術後の注意事項をお守りいただくことが大切です。
治療・手術後にいただいた患者様からの口コミアンケートはこちらから
当院でおこなっている切らない包茎治療についての事前情報
当院よりひとこと
今回の患者様は他院で「切らない長茎治療」を受けておられました。当院で切らない長茎治療を適用するケースとしては、服用されているお薬の関係で切る治療が適用できない方に対して行っています。切らない長茎治療は一見すると傷痕が残らずにというメリットが考えられますが、根本的に陰茎部を引き出すために必要な個所を切っているわけではないため、しっかりとした効果を得ることが難しい治療です。なおかつ、糸の力のみで留めるため、糸が外れることがあれば元に戻ります。こういった正しい術後効果を理解しないまま、治療を受けられると希望する効果を得ることは難しいと考えます。
今回治療をおこなった切らない治療を希望される患者様が大変多くご来院されています。特に包茎治療に関しては術後の傷痕について不安があるとのお言葉も多く、なかには職業柄、仕事の影響を懸念して切る治療は避けたいとのおっしゃられる方も多くおられます。現状、ペニスの状態や体型を考慮し、切らない治療の適用が難しいと判断されるケースもございますが、術後の生活習慣等で体型改善の努力をしていただければ、以前のように露出癖がつくようになるケースも大変多くお見受けします。
しかし、治療として考える場合、いくら希望があっても有効ではない方法でのご案内をすることは難しく、根本的に切る治療の適用のみと判断されることもございます。仮性包茎以外のカントン包茎や真性包茎の場合は必ず切る治療がベースとなりますので、切らない治療は適用不可となります。
近年の傾向をみますと、できれば切りたくないと考える患者様も大変多くなってきました。ひと昔前では手術を希望される方が一般的だったのですが、これも時代の流れでしょうか。当院としては少しでも患者様の希望に沿った治療方法の提案ができるよう、術後管理も含めて、患者様に正しい医療情報を提供しています。お気軽にお問い合わせください。
完全予約制・男性フロア貸し切り
数ある病院・クリニックから当院を選んでいただきありがとうございます。
ここで皆さまに当院の院内・オペ環境や当院の取り組みについてご紹介いたします。
明瞭な料金提示
当院の治療費用には診察料・麻酔代・手技料・投薬などの費用がすべて含まれています。
そのため、料金表以外の費用は一切かかりませんのでご安心ください。
詳しくは当院ホームページにございます料金表をご確認ください。
福岡・天神で仮性包茎治療なら
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ
【男性のお悩み相談室 仮性包茎治療】
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メール:mens@togo-clinic.net
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記事監修医師 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長 東郷智一郎 -WRITER-
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長:東郷智一郎
日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会(JSAS、JSAPS)正会員・日本皮膚科学会正会員 形成外科医として大学病院の医局長、そして大手グループの美容形成外科院長を歴任し、福岡・JR博多駅前で東郷美容形成外科 福岡メンズを開院。