長崎市・50代|体重増加後に包皮が被りやすくなった仮性包茎の切らない治療とフォアダイス除去【診療録202】

長崎県長崎市から、以前より包皮が被りやすくなったことと、亀頭部周辺のブツブツについて相談された50代の患者様が来院されました。
若い頃は自然に亀頭を露出できていましたが、40代以降に体重が8~9kg増え、体型が変化してから包皮が被りやすくなったそうです。
50代半ばとなり、今後の入院や介護で陰部の清潔管理を人に任せる可能性を考えるようになったことから、治療を検討されました。
診察では、亀頭の露出に問題のない仮性包茎でしたが、体型の影響による陰茎部の埋没傾向、亀頭部の先細り、年齢相応の萎縮傾向が確認されました。
切らない包茎治療の適用は可能でしたが、体型の影響が続く場合には十分な露出状態を維持できない可能性があります。
その点を説明したうえで、今回は患者様の「この年齢で包皮を切る手術は避けたい」という希望を優先し、切らない包茎治療を行いました。
同時に、若い頃から見た目を気にされていた亀頭部周辺のフォアダイスも除去しています。

来院までの経緯
患者様は、若い頃から亀頭を露出できなかったわけではありません。
以前は自然に亀頭を露出できていたため、包茎について治療を考えることもなかったそうです。
変化を感じるようになったのは、40代を過ぎて体重が8~9kg増えてからでした。
体重の増加に伴って下腹部の状態が変わり、陰茎部が以前より埋もれやすくなったことで、包皮も亀頭へ被りやすくなりました。
患者様は50代半ばとなり、今後の入院や介護について考えるようになっていました。
現在すぐに介護が必要ということではありませんが、将来的に陰部の清潔管理を人に任せる可能性を考え、今のうちに状態を改善しておきたいと治療を希望されました。
また、若い頃から亀頭部周辺のブツブツも気になっており、今回の治療と同時に除去できないか相談されました。
加齢によるペニスの萎縮による影響
人間の体は加齢に伴い、若い頃と違った変化をもたらします。
これによりペニスの見た目の印象もだんだんと変化していく方が多くおられるのも現実。特にご相談の際にお聞きすることは、昔よりしぼんできたような印象になりペニスの見た目で悩むようになってきたというお声。
特に萎縮傾向が顕著に表れる状態になると、見た目にボリュームがなくなった印象・シワシワな弾力を失った状態になっておられる方も多く、今回の患者様のようにその影響なのか包皮が被りやすくなったとのご相談を大変多くいただいています。
患者様が切らない治療を希望した理由
患者様は、余分な包皮を根本的に調整する方法として、包皮を切除する包茎手術があることは理解されていました。
しかし、50代半ばとなった現在、包皮を切る手術には抵抗がありました。
そのため、まずは切らない方法で、以前のように亀頭を露出しやすい状態にできないかと希望されました。
切らない包茎治療は、余分な包皮自体を切除する方法ではありません。
包皮の量、亀頭部の形状、陰茎部の埋没傾向、体型などによって、適用の可否や得られる変化が異なります。
今回の患者様にも、切る包茎手術と同じ結果を得る治療ではないことを事前に説明しました。

このフォアダイスについては性病ではありません
誰しもができている可能性のあるフォアダイスに関しては除去の必要はありません。今回の患者様は学生の頃から、長年見た目に悩んできたので除去を考えておられましたが、状態には個人差があり、目立ちやすい方もいれば目立ちにくい方もおられます。
そのため、当院では状態や患者様の希望に基づき、除去治療をおこなっています。

東郷院長の診察
診察では、亀頭部の露出に問題のない仮性包茎を確認しました。
陰茎部自体はしっかりしていましたが、体型の影響によって下腹部側へ埋もれやすい傾向がありました。
また、亀頭部には先細りが目立ち、年齢相応の萎縮傾向も確認されました。
以前は亀頭を露出した状態が保たれていたものの、現在は体型と亀頭部の形状変化が重なり、包皮が被りやすくなっている状態でした。
切らない包茎治療の適用は可能でしたが、体型の影響によって十分な効果を得られにくい可能性もありました。
そのため、治療後の状態を維持するには、治療だけに頼るのではなく、無理のない範囲で運動を続け、体型の改善にも取り組む必要があることを説明しました。
亀頭部周辺のブツブツについては、診察上、性感染症に該当するものではありませんでした。
必ず除去しなければならない状態ではありませんでしたが、患者様が若い頃から見た目を気にされていたため、希望を確認したうえで同時に除去することになりました。
今回選択した治療方針
今回の治療では、患者様の希望に沿って、東郷式・ハビット法による切らない包茎治療を行いました。
亀頭部への注入治療を利用し、亀頭と包皮の位置関係を変えることで、亀頭を露出した状態が保たれやすくなることを目的とする治療です。
包皮を切除しないため、包茎手術のような縫合部の傷痕は生じません。
一方で、余分な包皮自体がなくなる治療ではありません。
特に今回のように、体重増加と下腹部の影響による埋没傾向がある場合には、治療後も包皮が戻りやすい可能性があります。
患者様には、次の内容を説明しました。
・余分な包皮を切除する治療ではない
・体型によって効果が左右される
・十分な露出状態を維持できない可能性がある
・治療後も運動や体型管理が必要となる
・効果が不十分な場合は切る包茎手術も選択肢となる
患者様はこれらを理解したうえで、まずは切らない方法から治療することを希望されました。

切らない包茎治療で使用する薬剤
近年は様々な注入製剤があり、目的や効果に応じてある程度の選択ができるようになりました。
一部の製剤に関しては樹脂的なものを注入することで薬剤自体が残るので効果が高いとの事で大変高額な負担を強いられるものも存在します。しかし、事前に治療リスクを理解し、治療をおこなわないと完全なる異物についてはアレルギー反応や血流障害などが起こり、治療後にトラブルになるケースもあります。
注入後、簡単に除去できるといった説明のもと治療をおこなってる男性クリニックもあるようですが、注入した異物を100%除去することは難しいと思われます。
一部組織に入り結合してしまったものについては、組織ごと除去する必要があるケースも考えられるため、元々の形状を大きく損なう可能性があります。
そのため、当院では安全性を第一に考え、注入製剤の種類や注入量についても厳しい基準のもと治療をおこなっています。術後の血流障害などのリスクを考えますと、この判断を誤ることはできません。
今回行った治療と費用
切らない包茎治療
東郷式・ハビット法
亀頭ブツブツ・フォアダイス除去
治療当日の様子
局所麻酔は、患者様の負担を確認しながら段階的に行いました。
麻酔と治療は問題なく終了しています。
治療直後には、患者様ご本人にも亀頭部の形状と露出状態を確認していただきました。
患者様は、治療前に想像していた状態よりも亀頭部が逞しく見えると感じ、治療直後の状態を喜ばれていました。
同時に、亀頭部周辺のブツブツを除去した範囲についても確認していただきました。
ただし、治療直後には麻酔や腫れの影響があります。
治療直後の見た目が、そのまま最終的な状態になるわけではありません。
腫れやむくみが落ち着いた後の露出状態や、包皮の戻り方を確認する必要があります。
患者様も、切らない治療だけでは十分な効果が得られなかった場合には、将来的に切る包茎手術も検討したいと話されていました。

治療後の管理
治療当日から、処方された抗生剤を服用していただきます。
シャワー後には、案内された方法で患部へ軟膏を塗ります。
切開を伴わない注入治療であっても、感染の可能性がなくなるわけではありません。
患部が落ち着くまでは、陰部を清潔に保ち、処方された薬を指示どおり使用することが重要です。
治療後には、痛み、腫れ、むくみなどが生じる場合があります。
症状の程度や落ち着くまでの期間には個人差があります。
シャワー、入浴、運動、性行為などの再開時期については、治療部位の状態によって異なります。
自己判断で再開せず、治療後に案内された内容に従ってください。
原則として経過来院は必須ではありませんが、気になる症状がある場合には、予約のうえで診察に対応します。
この症例で重要な点
この症例では、若い頃から同じように包皮が被っていたわけではありません。
若い頃は亀頭を自然に露出できていましたが、40代以降の体重増加と体型変化によって、包皮の被り方が変わりました。
また、患者様は切る包茎手術の必要性を理解しながらも、年齢的に切る治療へ抵抗がありました。
そのため今回は、
・まず切らない方法を選択する
・十分な効果が得られない可能性も理解する
・治療後は体型改善にも取り組む
・効果が不十分な場合には切る治療を再検討する
という段階的な方針を選びました。
切らない包茎治療は、仮性包茎であれば誰にでも同じ結果が得られる治療ではありません。
包皮の量、亀頭部の形状、陰茎部の埋没傾向、体型などを診察し、切らない方法が適しているかを判断する必要があります。
※本記事は2026年に医療内容を再確認し更新しています。
関連記事のご案内
当院では現在236例以上の包茎手術の症例を公開しています。
仮性包茎・真性包茎・カントン包茎など、さまざまな症例を掲載しておりますので、治療をご検討の方は参考にしてください。
▶福岡での包茎手術の症例一覧はこちら
https://togo-clinic.net/column/surgery/10188/
包茎手術について詳しく知りたい方はこちら
▶福岡・博多で包茎手術をご検討の方はこちら
https://togo-clinic.net/menu/46/
※本記事は2026年に医療内容を再確認し更新しています。

【男性のお悩み相談室 切らない包茎治療】
フリーダイヤル:0120-15-0605
メール:mens@togo-clinic.net
福岡市博多区博多駅前2-17-26
大野ビル2階(旧 オオエスビル)
診療時間10:00~18:00 (完全予約制)
博多駅博多口徒歩3分