熊本市南区・20代|悪臭と締め付けを伴うカントン包茎手術【診療録188】

今回ご紹介するのは、カントン包茎と亀頭周辺のブツブツについて相談するため、熊本市南区から来院された20代の患者様です。
患者様は入浴時に亀頭を露出することはできましたが、包皮をむくと陰茎部に強い締め付けを感じていました。
また、陰部を洗う際に悪臭がすることを以前から気にされており、亀頭周辺に目立つブツブツがあることにも悩まれていました。
インターネットで調べ、手術が必要な包茎ではないかと考えていましたが、手術後の生活や傷痕が心配で、これまで治療に踏み切ることができなかったとのことです。
東郷院長が診察したところ、亀頭を露出した際に陰茎部を締め付ける絞扼輪があるカントン包茎でした。
普段から陰部の衛生面には注意されていましたが、包皮内には恥垢が溜まっている状態も確認されました。
患者様が特に心配されていた傷痕については、日常生活で目立ちにくい位置に縫合部を置く手術方法を説明しました。
亀頭周辺のブツブツは害のないフォアダイスであり、見た目が気になる場合は包茎手術と同時に除去できることを説明しています。

症例概要
患者様:20代
来院地域:熊本市南区
主なご相談:亀頭を露出した際の陰茎部の締め付け、入浴時の悪臭、亀頭周辺のブツブツ
患者様が最も心配していたこと:包茎手術後の傷痕
診察所見:亀頭を露出すると陰茎部を締め付ける絞扼輪があるカントン包茎
衛生状態:普段から清潔にするよう意識していたものの、包皮内に恥垢が溜まっている状態
亀頭周辺のブツブツ:害のないフォアダイス
実施した治療:東郷式・包茎手術、絞扼輪除去、包皮小帯形成、洗浄消毒、フォアダイス除去
入浴時の悪臭が相談のきっかけになった
患者様が治療を考えるきっかけになったのは、入浴時に陰部を洗う際の悪臭でした。
亀頭を露出して洗うことはできましたが、包皮をむくと陰茎部に締め付けを感じる状態でした。
普段から陰部の衛生面には注意されていましたが、包皮口が狭く、包皮が被りやすい状態であったため、包皮内を十分に清潔な状態へ保ちにくくなっていました。
診察でも、包皮内に恥垢が溜まっていることが確認されました。
亀頭を露出すると陰茎部が締め付けられていた
カントン包茎では、包皮口の一部に狭くなっている部分があり、亀頭を露出した際に陰茎部を締め付けることがあります。
この締め付ける部分を絞扼輪といいます。
今回の患者様も、通常時には亀頭を露出できましたが、包皮をむいた状態では陰茎部に締め付けを感じていました。
亀頭を露出できるという理由だけでは、仮性包茎と同じ状態とは判断できません。
包皮口の広さ、亀頭を露出したときの締め付け、勃起時の状態などを診察で確認する必要があります。

亀頭周辺のブツブツも気になっていた
患者様は、亀頭周辺にある目立つブツブツについても悩まれていました。
入浴時に目に入るため、陰部の悪臭とともに見た目も気になるようになっていたとのことです。
東郷院長の診察では、今回確認されたブツブツは害のないフォアダイスでした。
治療が必須となる状態ではありませんでしたが、患者様が見た目を気にされていたため、包茎手術と同時に除去することが可能と説明しました。
注意が必要なブツブツもある
早急な対応が必要なブツブツは性感染症の尖圭コンジローマと呼ばれるものです。このタイプは俗にいう性感染症の類のものとなり、ウイルス性のもの。性交渉やオーラルセックスなどで感染する厄介な病気です。このタイプのブツブツは、初期症状はフォアダイスに大変似ているのですが放置していると患部が広がってきたり、ブツブツ自体がイボ状に大きくなってきます。
性感染症ですので、早急な治療が必要となります。特にパートナーの方がおられる場合、知らず知らずのうちに感染させてしまう可能性があるため、注意が必要です。
近年はこのウイルスが変異することで子宮頸がんの要因とも言われており、ご自身だけの問題では済まされないものだと考えます。そのため、ご相談に来られた患者様のなかには害がないものだと思っていたが、この尖圭コンジローマだったというケースも実際にありました。
患者様が最も心配していたのは手術後の傷痕
患者様は、以前から手術が必要な包茎ではないかと考えていました。
しかし、包茎手術を受けたことが分かるような傷痕になることを心配し、治療に踏み切ることができずにいました。
今回も、術後生活への不安はありましたが、最も気にされていたのは手術後の傷痕でした。
そのため、診察ではカントン包茎の状態だけでなく、切除する範囲、縫合する位置、傷が治るまでの経過についても説明しました。

東郷院長の診察
診察では、亀頭を露出すると陰茎部を締め付ける絞扼輪があるカントン包茎であることを確認しました。
患者様は普段から衛生面に注意されていましたが、包皮口が狭く、包皮が被りやすいため、包皮内には恥垢が溜まっていました。
患者様が心配されていた傷痕については、日常生活で縫合部が目立ちにくくなる位置を確認し、その位置に合わせて手術を行う方針としました。
また、包皮小帯の形状を整える包皮小帯形成と、締め付けの原因となっている絞扼輪の除去も必要と判断しました。
亀頭周辺のブツブツはフォアダイスであり、害のあるものではありませんでしたが、患者様が見た目を気にされていたため、同時に除去する方針としました。
締め付けと傷痕の両方に配慮した治療方針
今回の手術では、余分な包皮を切除するだけではなく、陰茎部を締め付けていた絞扼輪を取り除く必要がありました。
また、術後の形状を整えるため、包皮小帯形成も行っています。
患者様は傷痕を最も気にされていたため、縫合部が日常生活で目立ちにくくなる位置を確認したうえで手術を行いました。
亀頭周辺のフォアダイスについては、包茎手術と同じ日に除去しています。
今回行った治療内容
東郷式・包茎手術 プレミアムカット
絞扼輪除去
包皮小帯形成
洗浄消毒
亀頭ブツブツ・フォアダイス除去
※上記は本症例で記録されている当時の治療内容と費用です。現在の治療方法と費用については、診察時および現在の料金表でご確認ください。
治療当日の様子
手術前は緊張されていた
患者様は、治療前には大変緊張されていました。
麻酔注射による負担をできるだけ抑えるため、局所麻酔は段階的に行っています。
麻酔が効いていることを確認してから、包茎手術、絞扼輪除去、包皮小帯形成、フォアダイス除去を進めました。
手術中は、患者様ができるだけリラックスできるよう、状態を確認しながら声をかけて治療を行いました。
治療直後に患者様本人が状態を確認
手術終了後には、患者様ご本人にも治療直後の状態を確認していただきました。
締め付けの原因となっていた部分、縫合した位置、フォアダイスを除去した部分を確認され、患者様は治療直後の状態を喜ばれていました。
ただし、治療直後はまだ傷が治っていないため、まずは感染を防ぎ、傷を治すことが最優先です。
傷が落ち着いた後の健康管理として、無理のない範囲で体型改善に取り組むことについても説明しました。

治療後の管理
抗生剤・消毒・軟膏・包帯による管理
手術当日から、処方された抗生剤を指示どおり服用していただきます。
手術翌日からシャワーを使用し、シャワー後には案内された方法で患部を消毒します。
その後、軟膏を塗り、包帯で患部を保護します。
傷が落ち着くまでは、この処置を継続することが重要です。
縫合と経過確認
傷痕に配慮し、美容手術用の極細ナイロン糸を使用して縫合しています。
経過確認や抜糸については、予約のうえで対応します。
傷の状態に気になる点がある場合は、自己判断で処置方法を変えず、治療を受けた医療機関へ連絡してください。
痛み・腫れ・むくみ
手術後には、痛み、腫れ、むくみ、内出血、違和感などが生じる場合があります。
麻酔や手術の影響による腫れやむくみは、1カ月程度みられる場合があります。
個人差がありますが、むくみやすい状態が2カ月から3カ月ほど続く場合もあります。
痛みがある場合に備えて、必要に応じて痛み止めを処方します。
シャワーと入浴
手術当日は、患部を濡らすことができません。
シャワーは手術翌日から可能です。
湯船への入浴は、手術後5日目以降が目安となります。
実際の再開時期は傷の状態によって異なるため、治療後に案内された内容と医師の指示を優先してください。
運動と性行為
運動や性行為は、手術後3週間から4週間ほど控えていただきます。
傷の治り方には個人差があるため、自己判断で再開せず、医師から案内された時期を守ってください。
手術時間と来院から帰宅までの目安
手術時間は、患者様の状態によって異なりますが、30分から40分程度が目安です。
来院から帰宅までの所要時間は、診察、手術、術後説明を含めて1時間から1時間半程度が目安となります。
悪臭、締め付け、ブツブツ、傷痕の不安を一度に確認した症例
今回の患者様は、入浴時に亀頭を露出することはできましたが、陰茎部に締め付けを感じるカントン包茎でした。
普段から衛生面には注意していたものの、包皮内には恥垢が溜まっており、陰部を洗う際の悪臭が治療を考えるきっかけになりました。
亀頭周辺の目立つフォアダイスも気にされていましたが、患者様が最も心配していたのは包茎手術後の傷痕でした。
診察では、締め付けの原因となっている絞扼輪を確認し、傷痕が日常生活で目立ちにくくなる位置へ縫合する手術方法を説明しました。
今回は、包茎手術、絞扼輪除去、包皮小帯形成、洗浄消毒、フォアダイス除去を同日に行っています。
当院よりひとこと
今回ご来院された患者様もそうでしたが、若い世代の方においてもペニスの衛生面に意識のある方が大変多くなってきた印象があります。近年はインターネット検索にて様々な情報が得られるため、自分のペニスの状態はどうなのか・治療の必要性などについて、事前に分かることも大変多くなりました。
しかし、インターネット検索の情報には正しくない情報もたくさんあります。正確に言いますと、ご自身に当てはまらない情報を鵜吞みにする事は良くないこともあるということです。そのため、ペニスの状態や治療についてはしっかりと医療機関を受診し、診断結果をもってどのような改善方法があるのか、正しく理解することが大切だと思います。
情報がたくさん得られる時代であっても、安易な治療を受け、修正手術のご相談にご来院される方もおられます。そのほとんどが治療時の事前説明について、患者様ご本人が内容をしっかりと理解していないケースも多いです。そして、執刀医が誰なのかも分からないまま、術後リスクの理解も少ないまま、安易な治療を受けているケースがほとんどでした。
アルバイト医師が執刀をおこなっているクリニックになると、医師情報に顔すらもホームページに掲載していない所もあるようです。一生のうちに何度もおこなう治療ではありませんので、あとで後悔することのないよう患者様の冷静な判断が必要だと考えます。
ご遠方からご来院される患者様がなぜ多いのか。それは様々な手術症例を医療ブログにて情報発信し、治療内容や術後リスクを事前にしっかりと患者様にお伝えしたうえで治療をおこなっているからだと私どもは思っています。術後のアフターケアについても、抜糸時に患者様にご協力いただく直筆アンケートをご覧いただければ、当院の治療に対する取り組みがはっきりと見えてくると思います。

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※本記事は2026年に医療内容を再確認し更新しています。

悪臭や締め付け、手術後の傷痕が気になっている方へ
通常時に亀頭を露出できる場合でも、包皮をむいたときや勃起時に陰茎部が締め付けられる場合は、カントン包茎の可能性があります。
また、普段から陰部を洗っていても、包皮口が狭く包皮内を清潔に保ちにくい状態では、恥垢や臭いが気になることがあります。
東郷院長が、亀頭を露出できるかだけでなく、包皮口の広さ、絞扼輪の位置、締め付けの程度、包皮小帯の形状、衛生状態、亀頭周辺のブツブツを確認します。
手術後の傷痕が心配な方には、切除する範囲、縫合する位置、手術後の経過、抜糸、日常生活の制限について説明します。