本日は福岡市南区より、カントン包茎手術を希望された80代の患者様がご来院されました。
治療の経緯
今回の患者様は通常時の亀頭部の露出は問題ないものの、露出時に陰茎部を絞めつける感覚があるとの事。若い頃は問題なかったそうなのですが、一度包皮に炎症が起きてからこのような状態になったとおっしゃられていました。80代となり、これまで何年も前から手術を考えていたのですが、今後の介護の事などを考えて治療の決心がようやくついたとご相談に来られました。術後の生活や傷痕についても気になる点が多く、診察・カウンセリングを受けてから判断したいとのこと。
カントン包茎の特徴
カントン包茎には、絞扼輪(こうやくりん)という一部狭くなって絞めつける部位があります。絞めつけの程度によりペニスの状態が大きく異なりますが、真性包茎まではいかないにしても、包皮口が狭いことによる弊害があるケースも多々見受けます。亀頭部を露出する際に感じる絞めつけ感には個人差があるため、状態は異なりますが無理に包皮を剥いたりすることで周辺の包皮が切れたり、赤くなることを繰り返すような皮膚疾患を起こしてしまうケースもあります。
そして、カントン包茎で大変厄介なケースは無理に亀頭を露出することで包皮が戻らなくなり、亀頭周辺に浮腫みがでてしまい、うっ血している状態になってしまったとご来院される方もおられます。このケースの場合、その多くが浮腫みが出ることにより余計に絞めつけが酷くなり、激しい痛みを伴ってご来院される方が多くおられます。そのため、カントン包茎の方に関しては亀頭部を露出した状態で、無理に勃起させることはペニスの状態によっては大変危険な行為となります。
当院が目指すところは『男性器治療のかかりつけ医』としての存在意義
福岡・博多・天神で包茎手術を受け、術後の緊急時対応で夜間でも駆けつけてくれる執刀医がどれほど
いると思いますか。
大手クリニックチェーンに多い医師が出張で手術を行っている医療機関では、このような対応は難しいかと思われます。
当院のように院長が常駐しており、緊急時もすぐに駆け付けて対応できる医療機関は、実際大変少ないと思われます。
本当に患者様が治療後も安心だと感じる、術後のアフターケア対応はこういうことだと当院は考えます。
当院の所在地・Google口コミはこちらから 現在、60件以上の口コミで★ 5の評価
カントン包茎の方に多いペニスの状態
絞扼輪(こうやくりん)の程度にもよるのですが、亀頭部の露出が容易におこなえないため、普段から包皮が被りがちになってしまいます。そのため、包皮内に恥垢が溜まったり排尿時の尿が中に残ることで不快な臭いが出てしまう方も多くおられます。それ以外にカントン包茎や真性包茎の方の中には亀頭部の露出をこれまで十分におこなっていないがため、外部の刺激に慣れていないケースもお見受けします。本来であれば、ゆっくりと成長と共に亀頭の露出ができるようになるにしたがって慣れていくものなのですが、過敏さゆえの痛みを感じるため、亀頭部を露出することを避けてきたという方が多くおられます。
この場合、カントン包茎手術後は亀頭部が完全に露出した状態になるため、当面の間は亀頭部が下着などに擦れて痛みのような感覚が続きます。しかし、だんだんと擦れて慣れていくものですのでそこまで心配はいりません。ただ、お仕事柄、よく動かれる方に関しては大変苦痛なものとなりますので、その場合は他の治療方法と組み合わせて治療をおこなうケースもございます。
包皮の炎症等が原因で
患者様の元々のペニスの状態により異なりますが、性行為やマスターベーションの後に、陰茎部の包皮が赤くなったり、だんだんと包皮が切れるようになって痛みを伴うようになったとのご相談を多くいただきます。今回の患者様も何年も前に包皮が赤くなり腫れたことがあるとおっしゃられていましたが、特に酷い状態になると勃起するたびに包皮が裂けるような形状になる方もおられます。
本来であれば、性交渉やマスターベーションの際に痛みを伴うような状態になることはありませんので、初期の段階で泌尿器科や皮膚科での受診をおこなっていれば、酷くなることも少ないのですが、ほとんどの方がそのままにしておいても傷は治るので放置してしまう方が大半です。しかし、何度も擦り傷状になることを繰り返しているケースの場合、最終的に外科手術をもって根本的な治療をおこなう必要がある患者様も多くお見受けします。
高齢世代、介護を考えて治療を希望される方
当院には70代・80代の患者様も大変多く、共通して多いご相談内容としては介護時に備えて治療しておきたいという希望。過去に90代前半の患者様もご来院されたケースがございましたが、この方は過去の入院時の経験から治療を考えるようになったとおっしゃられていました。この世代の多くは性行為時についてのお悩みは少なく、ただ単に介護などの際に第三者にペニスを見られることに対して抵抗があると考える方が多い印象です。加齢の影響もあり、ペニスの見た目は若い頃とは全く異なるため、極端ではないにしても恥ずかしくないよう、人並みに状態にしたいと考える方が多くおられます。若い世代には若い世代のお悩みがあり、高齢世代には高齢世代のまた目的の異なったお悩みを抱える状況になるようです。
患者様のお悩みとは
若い頃は全く気にしなかったのですが、何年も前に一度包皮が赤く腫れることがあり、それから亀頭部を露出すると陰茎部に絞めつけ感が出るようになった。普段洗うことはできるのですが、80歳も過ぎ、今後介護などを受ける際に支障のないようにしっかりと治療したいと考えています。術後の傷痕に関してはできるだけ気づかれないようにしたいと思っています。
東郷院長の診察
当時の包皮が腫れた要因は不明だが、亀頭部を露出すると陰茎部に締めつけ部位を認めます。一般的なカントン包茎のような状態。このケースの場合、真性包茎のように保険適用で治療できるケースもあります。ご本人の希望として傷痕に配慮した手術方法は適用可能。術後ケアについては高齢世代でも簡単にできるものとなっているが、術後が心配であれば、当面通院していただき術後フォロー可能とお伝えしました。
今回のオペ内容
東郷式・包茎手術
プレミアムカット ¥242,000-(税込)
(スポーツ紙連動・治療プラン)
絞扼輪除去 かんとん包茎 ¥77,000-(税込)
包皮小帯形成 ¥110,000-(税込)
洗浄消毒 ¥33,000-(税込)
術後の患者様
治療前はご本人も大変緊張されておられましたが、段階的に麻酔をおこない、できるだけ麻酔注射の負担を軽減し手術をおこないました。手術中はできるだけリラックスされるようお声掛けをしながら治療が終わりました。ご本人に術後の状態を確認していただき、大変喜んでおられました。
あとは術後の感染リスクを考慮し、しっかりと内服薬・消毒・軟膏での対応および術後の注意事項をお守りいただくことが大切です。今回の患者様の場合、亀頭部が外部の刺激に慣れるまで違和感があります。そのため、術後の生活が心配だと事前に話しておられたので、しっかりと術後説明をご理解いただきました。
治療・手術後にいただいた患者様からの口コミアンケートはこちらから
当院でおこなっているカントン包茎手術についての事前情報
過去に当院で治療を受けられた患者様の治療症例集となります。どのような状態・経緯で
治療を受けられたのか。手術費用についても情報公開しております。ご参考になれば幸いです。
当院よりひとこと
今回の患者様のようにご高齢世代の患者様も大変多くご来院されています。ゆくゆくの介護や入院時に備えて治療を考えてるとご相談に来られる方は多くおられます。若い世代の方にはイメージしづらい、介護や入院が悩みになるという点においては高齢世代の方、特有の治療要因なのかもしれません。しかし、きっかけは何にしても陰茎部に絞めつけ感があったり、過去に包皮が赤く腫れたということがあれば、今後そのような状態にまたなるかもしれないと悩んでも不思議ではないかもしれません。いくつになっても個人差はあれど、ペニスの悩みを抱えることがあるんだと治療現場にいると何か考えさせられることがあります。
ちなみに今回の患者様は、術後ケアが心配でとおっしゃられていたため、翌日よりしばらく通院いただき、術後経過も良好で先日抜糸も済みました。最初のうちは多少出血もあり、不安なご様子で通院されていましたが日を追うごとに傷も治ってきて、だんだんと安堵の表情となり、無事に状態改善されました。
私よりも倍の世代の患者様はいつも「この歳になって恥ずかしいのですが。」とご来院されます。ですが、ご来院される患者様のなかには「何年も何年も悩んで、ようやく相談に来れました。」というお声をいただきます。こういった治療については、ある種のご縁を感じるため、いつもどういった点でお悩みなのか、治療にあたって心配な点は何なのか、事前にしっかりとお話をお伺いしながらゆっくりと一つ一つの事を丁寧に確認しています。
人生100年世代といわれるようになりました。ご来院いただくご高齢世代も大変元気な方が多く、私も負けずにまだまだ努力と精進が必要だと感じます。
完全予約制・男性フロア貸し切り
数ある病院・クリニックから当院を選んでいただきありがとうございます。
ここで皆さまに当院の院内・オペ環境や当院の取り組みについてご紹介いたします。
明瞭な料金提示
当院の治療費用には診察料・麻酔代・手技料・投薬などの費用がすべて含まれています。
そのため、料金表以外の費用は一切かかりませんのでご安心ください。
詳しくは当院ホームページにございます料金表をご確認ください。
福岡・天神でカントン包茎手術なら
東郷美容形成外科 福岡メンズ
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【男性のお悩み相談室 カントン包茎治療】
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メール:mens@togo-clinic.net
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記事監修医師 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長 東郷智一郎 -WRITER-
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長:東郷智一郎
日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会(JSAS、JSAPS)正会員・日本皮膚科学会正会員 形成外科医として大学病院の医局長、そして大手グループの美容形成外科院長を歴任し、福岡・JR博多駅前で東郷美容形成外科 福岡メンズを開院。