本日は福岡市天神から包茎手術後の傷痕修正を希望された20代患者様がご来院されました。
治療の経緯
学生時代から同じパートナーの方とお付き合いされているそうなのですが、この患者様は真性包茎だったそうです。そのため、性行為に問題があり、長く悩み、そしてパートナーの方に気づかれないように性行為は行わず。社会人になったら手術することを決めていたそうで、福岡市内にある全国チェーンの男性クリニックで真性包茎の手術を受けたそうです。しかし、術後の傷痕が気になるため、修正手術を考えるようになり、日本形成外科学会専門医である東郷院長にご相談したいとのことでした。
真性包茎は保険適用可
今回の患者様は真性包茎が保険適用できることを知っていました。しかし、インターネットで情報を調べる限り、手術後の傷痕が目立つという事が書いてあったそうで、学生の間は手術費用の負担が難しいと当時考えたそうです。そのため、保険適用外で傷痕の目立たない治療を受けるのであれば、社会人になってから医療ローンで行うことを決めていたようです。
当院が目指すところは『男性器治療のかかりつけ医』としての存在意義
新型コロナウイルスに対して当院の対応について
現在は午前中に1名、午後の早い時間帯に1名、午後の遅い時間帯に1名といったように
予約数に制限を設けております。完全予約制のため、ご予約枠に空きがない場合、
別のお日にちでのご案内となりますので事前にご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
個人クリニックならではの強み
クリニックを選ぶ際に「料金」ばかり気にしていると、いざという時に
困ることがあります。治療は治るまでが治療であることをお忘れなく。
福岡・博多・天神で手術を受け、術後の緊急時対応で夜間でも駆けつけてくれる執刀医がどれほどいると思いますか。
大手クリニックチェーンに多い、医師が出張で手術を行っている医療機関では、このような対応は難しいかと思われます。
当院のように院長が常駐しており、緊急時もすぐに駆け付けて対応できる医療機関は、実際大変少ないと思われます。
本当に患者様が治療後も安心だと感じる、術後のアフターケア対応はこういうことだと当院は考えます。
治療技術が「最高レベル」だと謳っている医療機関がございますが、何を基準にした技術レベルなのでしょうか。
それならば、本当に大切なのは術後ケアであることを患者様にしっかりとお伝えすることが大切なのでは。
患者様のお悩みとは
念願かなって真性包茎の手術を受けたのはいいのですが、どう見ても傷痕が目立ちすぎると感じたようです。何年越しで治療を受けたことでパートナーの方とは性行為ができるようになったのはいいのですが、明るいところでペニスを見られることに恐怖心を覚えるようになったとの事。つまり、傷痕が目立つのでパートナーの方に手術を受けたことに気づかれるんじゃないかと悩むようになったそうです。そのため、友人と温泉旅行に行ってもペニスを隠すことに。学生時代から真性包茎に気づかれないようにペニスを隠していた頃と同じだとおっしゃられていました。今回はこの傷痕修正がおこなえるかどうか、そしてどのような仕上がりになるのは相談したいとの事。
当時のお話を詳しくお伺いしていますと
真性包茎の手術を受けるにあたり、いろいろと男性クリニックをお調べになったそうです。年齢が若いこともあり、料金については大変重要でできるだけ費用の負担が少なく、そして長くやっている男性クリニックが安心だと考えたそうです。そこで全国展開している男性クリニックでカウンセリングを受け手術。しかし、ホームページに掲載されていた料金ではあなたの場合、治療が受けられないと言われ、あれこれ説明を受けているうちに80万円弱の提示されたそうです。要は真性包茎が特殊な状態で難易度が高い、傷痕をきれいにするためにはこれくらい費用がかかるとの説明だったそうです。結果的にその男性クリニックのホームページに掲載されていた料金の約10倍。これを医療ローンで支払っているとのこと。どの男性クリニックでも包茎手術の方法などはいくつかあるとは思いますが、費用相場について考えさせられます。
包茎手術後の傷痕修正に関して重要なこと
まず問題になるのが、修正手術をおこなうにあたり包皮に余りがあるのかどうか。この点が一番問題となります。現状の傷痕を除去し、再度縫合することになりますので、そのために必要な包皮の余りがあるかで手術の適用可能かどうか判断することとなります。そのため、いくら希望があっても修正手術ができないケースもあります。ペニスは勃起等を伴う部位となりますので伸び縮みします。つまり通常時を基準に包皮を除去してしまうと勃起時に包皮が足りない、これは大問題。そのため、勃起時の状態を想定して包皮の余りを考慮し治療をおこなうのが包茎手術。そして傷痕修正をおこなう場合、さらにそこから包皮を除去することになります。イメージができている方も多いかと思いますが、そのため包茎傷痕修正というものは現状の状態によりできるケース、できないケースがあるのです。状態によっては大変難易度が高い手術となります。
東郷院長の診察
真性包茎だったということですが亀頭はしっかり露出しているため、ペニスの状態はしっかり改善している。そのため、手術としては全く問題なし。しかし、この患者様がおっしゃられるように傷痕は大変目立っている印象。一番の問題点は切開ラインの位置。そして、縫合痕が極端に盛り上がって治っている点。あとは傷痕修正するために必要な包皮があるかどうか。
今回の患者様に関しては余剰包皮が全くなく、当院では傷痕修正手術の適用不可となりました。患者様のお話では今でも勃起する際に強めの突っ張り感があるようです。こうなりますと、これ以上の包皮を除去することは大変難しくなります。なぜなら、今以上に突っ張り感が強くなり勃起時に影響が出る可能性があるからです。
診察の結果を受けて
この患者様は今回の傷痕修正のご相談にあたり、インターネットにて多くの情報を調べていたようです。そのため、自分のペニスの状態だと修正手術ができないのではないかと思っていたそうです。そのため、診察結果をお伝えする際、「やっぱりそうですか。」と。こちらとしても、まだ20代の若い患者様のため、なんとか方法があればと考えたのですが、根本的にはその傷痕自体をどうにかしないことには問題解決には至らない。まずは現状の状態で勃起時に突っ張り感がある間は、手の施しようががありませんでした。この患者様が手術を受けられた全国チェーンの男性クリニック名に関しては伏せておきます。なぜなら、現状の状態しか当院には分からず、元々のペニスがどうだったか不明だからです。傷の治り方も年齢や状態によっても様々。ですので、当院としては現在の悩みである包茎手術後の傷痕修正が可能かどうかの診断のみに注力しました。
当院よりひとこと
今回の患者様と同じような包茎手術後の傷痕修正のご相談をいただくたびに思うことがあります。真性包茎やかんとん包茎の場合、包皮口が大変狭くなっているため、仮性包茎とは異なり、必ず除去しないといけない部位があります。そのため、患者様のペニスの状態によっては傷痕の目立ちにくい手術を希望されても適用できないケースがあるのです。特に真性包茎の場合、治療の根本的な目的は亀頭を露出できるようにし、衛生面や性行為がおこなえるようにすること。状態改善を第一に考えます。そのため、多くの方が希望するように傷痕が目立ちにくい方法で治療がおこなえるケースであれば問題ありませんが、その手術適用自体が難しいケースもあるのです。このような場合、治療をおこなう側は特に患者様に対してしっかりと事前説明する義務があります。特に切る治療はやり直しがききません。患者様が理解している手術結果との相違があれば、それは患者様の望む術後結果ではないのです。
そして、手術費用に関してもそうなのですが、掲載情報との乖離がある料金提示で治療をおこなう男性クリニックが多いように感じます。患者様自身が治療内容を理解して、それを希望されるのであれば問題はないかもしれません。しかし、今回の患者様のように真性包茎で何年も悩み、社会人になってようやく受けた治療結果、取り返しのつかない悩みをまた抱えてしまう状況を目の当たりにすると、本当に腹が立ちます。治療にはできること、できないことがあります。それを事前に正確に伝えてあげることは義務です。当たり前のことです。それを怠ることがなければ、この患者様はこうならなかったのではと感じます。事前説明の際に、傷痕が目立ちにくい手術を希望されているが、このケースの場合、こうなる可能性が高いと伝えればいいのです。それを理解し手術を希望されて受けていたのであれば、この患者様はこんな思いで生活することはなかったのではないかと思います。
包茎手術など切る治療を受ける際、必ず注意して欲しいことはホームページの料金表の価格から、明らかに逸脱する費用提示を受けた場合。セカンドオピニオンを受けてください。即決する必要はありません。一時の感情に任せず、いくつかの病院で相談することを怠らなければ、ご自身の意向を組んで後悔の少ない治療を受けられる医師に出会えると思います。
ご自身の大切な手術を任せるにあたり重要なことは、全国規模の大きな男性クリニック。いわゆる知名度が大切ですか。
それとも、どのような執刀医が手術をおこなっているのか分かるクリニックですか。
(患者様からの口コミアンケート 一部抜粋)
治療・手術後にいただいた患者様からの口コミアンケート(随時更新中)
完全予約制・男性フロア貸し切り
数ある病院・クリニックから当院を選んでいただきありがとうございます。
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明瞭な料金提示
当院の治療費用には診察料・麻酔代・手技料・投薬などの費用がすべて含まれています。
そのため、料金表以外の費用は一切かかりませんのでご安心ください。
詳しくは当院ホームページにございます料金表をご確認ください。
福岡・天神で包茎手術の傷痕修正なら東郷美容形成外科 福岡メンズまでご相談ください。
東郷美容形成外科 福岡メンズ
【男性のお悩み相談室 傷あと修正】
フリーダイヤル:0120-15-0605
メール:mens@togo-clinic.net
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記事監修医師 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長 東郷智一郎 -WRITER-
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長:東郷智一郎
日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会(JSAS、JSAPS)正会員・日本皮膚科学会正会員 形成外科医として大学病院の医局長、そして大手グループの美容形成外科院長を歴任し、福岡・JR博多駅前で東郷美容形成外科 福岡メンズを開院。