本日は福岡市南区より、長茎治療を希望された30代の患者様がご来院されました。
治療の経緯
今回の患者様は元々、仮性包茎との事。普段から包皮に毛が巻き込み違和感を感じることが気になってきたとの事で、長茎治療を行いペニスの長さを改善すれば、包皮が被りにくくなるのではないかと考えたとおっしゃられていました。30代も半ばにさしかかり、20代の頃より体型の変化も感じるようになったことで見た目も気になるとの事。今回切らない長茎治療を行い、毛巻き込みとペニスの見た目改善を考えてご相談に来られました。
長茎治療の手術方法
どの世代もペニスの見た目を改善したいと考えた際に、まずは陰茎部の長さをイメージする方がほとんどだと思われます。今回の患者様もおっしゃられていましたが、長くすれば包皮の被りが改善できると考える方も大変多く、当院にもこういったお問い合わせは多く寄せられています。
長茎治療においては、患者様もペニスの状態や体型の影響を考慮し、根本的に切開する方法を用いて陰茎部自体を引き出す方法と簡易的に切らずに糸で留めることで陰茎部の引き込みを改善する方法があります。
当院が目指すところは『男性器治療のかかりつけ医』としての存在意義
個人クリニックならではの強み
福岡・博多・天神で包茎手術を受け、術後の緊急時対応で夜間でも駆けつけてくれる執刀医がどれほど
いると思いますか。
大手クリニックチェーンに多い医師が出張で手術を行っている医療機関では、このような対応は難しいかと思われます。
当院のように院長が常駐しており、緊急時もすぐに駆け付けて対応できる医療機関は、実際大変少ないと思われます。
本当に患者様が治療後も安心だと感じる、術後のアフターケア対応はこういうことだと当院は考えます。
当院の所在地・Google口コミはこちらから 現在、60件以上の口コミで★ 5の最高評価
仮性包茎でも切る治療は必要か
当院の考えとしては仮性包茎については必ずしも手術が必要だと考えておりません。しかし、患者様のペニスの状態によっては、衛生面の改善・毛巻き込みや皮膚疾患等のリスク改善・今後の入院時や介護に備えて治療を受けたいなど、ご本人がどのような目的で治療を考えているかにより、仮性包茎であっても手術対応をおこなっております。
特に仮性包茎の方に多いケースとしては、包皮が被る際に毛が巻き込んで痛い・衛生面が気になる・臭いが気になる・炎症などの皮膚疾患を繰り返しているなど、患者様の状態によっては治療を受けることが望ましいと判断するケースもございます。そういった点を踏まえますとご自身がどのようなことで悩んでいるのか、その悩みを改善・リスク軽減ができるのであれば、包茎手術を受けることで改善できるメリットも多いものだと考えます。
包茎を改善するために長茎治療を受ける
本来であれば、根本的に包茎を改善するのであれば、包茎手術を基準に考える方が有効だと考えます。しかし、かんとん包茎や真性包茎のように手術を考えないといけないケースではない仮性包茎の場合は、慎重な判断が必要だと思います。仮性包茎については程度が患者様の状態により異なるため、悩みのポイントも個々に異なります。例えば、端的に包皮が被っている見た目が気になるという方から、包皮炎を繰り返す方・毛巻き込みにより痛みを伴うなど、状態によって必要だと考えられるケースもあれば、本当に手術が必要なのか、今一度考えた方がよいと思われるケースもございます。
以前よりご相談が多い長茎治療で包茎を改善したいとのご相談についてですが、事前に陰茎部がどの程度露出するのか正確にお話することが大変難しい治療となります。したがって、包皮の余り具合によっては長茎治療をおこなっても希望通りにならない可能性もございます。あくまで長茎治療には治療の目的があり、包茎を改善するための治療ではないため、このような術後を迎えないよう事前に判断することが大切だと思います。
長茎治療のリスク
過去にご相談に来られた患者様のケースに他院で長茎治療を受けたが、効果が感じられなかったのでもう一度治療を受けたいとのご相談を受けるケースが本当に多くあります。私も男性ですので、「ペニスの長さ」について見栄えがよい方がいいと考えるのも分からなくはないのですが、根本的に切る治療を行った場合、納得いかないからと再度同じ治療をおこなっても、劇的に状態改善することは難しいと考えます。
特にこういった他院修正手術をおこなう際に私どもも手が出せないケースがあります。他院で治療を受けた後、術後感染が起きてしまい、患部となるペニスの付け根が穴が開いた状態になっているとご相談に来られた方がいました。この場合、長茎治療の効果を望むことはまず難しく、なおかつ完全に患部が治るまで何もすることができません。
イメージできない方も多いと思いますが、根本的に陰茎部を引き出す治療は下腹部の深い部分を処置する必要があります。そのため、術後リスクも高く、術後感染が起きると患部にぽっかりと穴が開いた状態で経過観察を行うことになります。こういった他院修正のご相談は本当に多いのですが、穴が塞がるまで何もできないことは元より、同じ治療を再度行っても効果を見込むことは難しいものとなります。
福岡・博多・天神エリアで長茎治療をおこなってる医療機関はいくつかありますが、過去圧倒的にこの穴が開いた状態になり困っているとご相談に来られた方のほとんどがある医療機関でした。今回はそのクリニック名を公表することは控えさせていただきますが、他院修正でご来院された患者様のお話を聞く限り、術後リスクをしっかりと説明していないような印象です。
当院で長茎治療適用する判断の基準とは
どういった治療も必ずリスクはつきものです。そのため、当院ではどの治療においても術後考えられるリスクは事前に正確なお話をさせていただいております。先ほども申したように、他院様のなかには術後リスクをほとんど説明せず、簡単な手術だと簡単に治療をご案内する所があるようです。しかし、本来は手術を行う側の医療機関には説明責任があり、患者様が治療を考える際に可能性のあるデメリットとなりうることを一切説明しないままに治療をご案内することは不適切だと考えます。
例えば、今回の患者様が希望されている長茎治療においても、多くのメリット・デメリットが考えられます。単に「ペニスの見た目が良くなります。」だけでは済まされない致命的なデメリットもあるため、当院で長茎治療を適用する際はこういった事前説明をしっかりと行い、患者様自身に手術を受けるか否かの判断を仰いでいます。
私どもの考えるメリットがメリットとならないこともあるように、デメリットと考えることがデメリットとならないケースもあるため、患者様の状態や術後イメージに沿っていくつかの治療パターンをご提示するようにしています。
切らずに亀頭部の露出させる
仮性包茎に限って有効な方法なのですが、以前は露出癖がついていたという方や体型や包皮の状態等を考慮して、傷痕を作らず状態改善を目的にした治療となります。亀頭増大治療を応用し、剝き癖をつけていく方法となるのですが、効果が得られないケースもあるため、診察での判断が必要です。この方法のメリットは包茎手術自体の傷痕ができないこと、そして同時にペニスの見た目もボリュームアップした状態になることがあげられます。しかし、先ほどお話したように体型や包皮の状態等を考慮して、治療部位やご自身の協力が必要な点もあるため、事前に治療内容をしっかりとご理解いただくことが大切です。
分かりやすく目立ちやすい亀頭部
ペニスの見た目で、特に気になるとご相談の多い部位としては亀頭部の見た目が圧倒的に多い印象です。特に萎縮傾向が出てくると先細りの状態に見えるケースが多く、この部分が若い頃に比べて見た目に変化が出やすい部位のひとつだと考えます。性行為が現役の方であれば、この亀頭部の治療をベースにすることで亀頭のハリや弾力を改善し、見た目の印象としてはドシッとした状態になります。目立ちやすい亀頭部がボリュームアップするだけでも、逞しい印象のペニスなると思います。治療後の状態でも変化は大変分かりやすい治療です。
亀頭増大治療で使用する薬剤
近年は様々な注入製剤があり、目的や効果に応じてある程度の選択ができるようになりました。一部の製剤に関しては樹脂的なものを注入することで薬剤自体が残るので効果が高いとの事で大変高額な負担を強いられるものも存在します。しかし、事前に治療リスクを理解し、治療をおこなわないと完全なる異物についてはアレルギー反応や血流障害などが起こり、治療後にトラブルになるケースもあります。
注入後、簡単に除去できるといった説明のもと治療をおこなってる男性クリニックもあるようですが、注入した異物を100%除去することは難しいと思われます。一部組織に入り結合してしまったものについては、組織ごと除去する必要があるケースも考えられるため、元々の形状を大きく損なう可能性があります。そのため、当院では安全性を第一に考え、注入製剤の種類や注入量についても厳しい基準のもと治療をおこなっています。術後の血流障害などのリスクを考えますと、この判断を誤ることはできません。
患者様のお悩みとは
20代の頃と比べて体型の変化と共に包皮が被りやすくなり、毛が巻き込むことに不快感を感じてきた。お腹が出てきたことも影響していると思うがペニスも見た目も気になるようになり、インターネット検索で見た長茎治療で見た目も仮性包茎も改善できないかと考え、今回相談に来ました。たくさんの情報がネットで出ているが、自分にとって本当に有効な方法なのか判断もできないため、いろいろとお話を聞くなかで治療判断したいと思う。
東郷院長の診察
仮性包茎のため、別段手術の必要はないと考える。ご自身もおっしゃられるようお腹が出てきているため、余計に包皮が被りやすく、毛が巻き込みやすい状態。希望されている切らない長茎治療は簡易的な治療方法となるため、根本的に考えるのであれば切る治療が望ましい。しかし、ペニスの状態や年齢を考慮するとこの治療自体はデメリットとなる要因が多くある。
体型改善のための努力ができるのであれば、方法は異なるがご自身が希望される切らない包茎治療の適用は可能。そのうえで、ペニスの見た目を改善することを視野に入れて治療を絞っていくのであれば亀頭増大治療のみ優先するだけでも、ある程度の状態改善できると思われる。
今回のオペ内容
亀頭増大術
東郷式・スタンドアウト法
タイプL 1cc ¥96,800-(税込)
(スポーツ紙連動・治療プラン)
術後の患者様
治療前はご本人も大変緊張されておられました。段階的に麻酔をおこない、できるだけ麻酔注射の負担を軽減し手術をおこないました。事前にイメージしていた治療方法とは異なるため、ペニスの見た目や毛巻き込みがどの程度改善できるのか懐疑的な印象でした。ご本人に術後の状態を確認していただき、直後から大変分かりやすい効果実感があり、大変喜んでおられました。納得いくまで相談できて本当に良かったとおっしゃられていました。
あとは術後の感染リスクを考慮し、しっかりと内服薬・消毒・軟膏での対応および術後の注意事項をお守りいただくことが大切です。まずはしっかりと傷を治すことが最優先ですが、今後ゆっくりでよいので体型改善のお話をさせていただきました。
治療・手術後にいただいた患者様からの口コミアンケートはこちらから
当院でおこなっている切らない包茎治療についての事前情報
過去に当院で治療を受けられた患者様の治療症例集となります。どのような状態・経緯で
治療を受けられたのか。手術費用についても情報公開しております。ご参考になれば幸いです。
当院よりひとこと
長茎治療においては、近年包茎を改善する治療だと謳っている医療機関も多く、本来の治療目的が何なのか分からないというお声もあります。患者様の状態によっては、目的は違えど治療の効果が有効だと考えられるケースもあるのですが、すべての方に当てはまるかというとそうではないと考えます。
先ほどもお話したように簡単な説明のもと、治療リスクを知らないままに手術を受けてしまう患者様も多いため、長茎治療を受ける際は事前にしっかりとした確認が必要です。しかし、難しいのが治療をする側が詳しい治療リスクを説明しない医療機関に行ってしまうとどうしようもありません。
そして、長茎治療は術後において患者様にとって大変致命的なデメリットもいえる影響が考えられます。この状態に関しては、術後に修正することはまず難しいため、治療を受けた後に困ったから何とかできないかということがないよう、安易な治療を受けないことが大切です。
どの治療についても術後、必ず「結果」がはっきりと出ます。この「治療結果」が患者様の希望に沿うようなものであれば、悩みは改善できるのですが、これが全く異なったものとならないようご自身にとって信頼のおける医療機関を見つけることが大切だと思います。
患者様によって心配な点は個々に異なります。これを事前のカウンセリング段階でしっかりと納得のいくまで理解できるよう、当院はあえて「手術リスク」についても医療情報は正確にオープンにお伝えしています。
完全予約制・男性フロア貸し切り
数ある病院・クリニックから当院を選んでいただきありがとうございます。
ここで皆さまに当院の院内・オペ環境や当院の取り組みについてご紹介いたします。
明瞭な料金提示
当院の治療費用には診察料・麻酔代・手技料・投薬などの費用がすべて含まれています。
そのため、料金表以外の費用は一切かかりませんのでご安心ください。
詳しくは当院ホームページにございます料金表をご確認ください。
福岡・天神で切らない治療なら
東郷美容形成外科 福岡メンズ
東郷美容形成外科 福岡メンズ
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フリーダイヤル:0120-15-0605
メール:mens@togo-clinic.net
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記事監修医師 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長 東郷智一郎 -WRITER-
医療法人東耀会 東郷美容形成外科 福岡メンズ 院長:東郷智一郎
日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会(JSAS、JSAPS)正会員・日本皮膚科学会正会員 形成外科医として大学病院の医局長、そして大手グループの美容形成外科院長を歴任し、福岡・JR博多駅前で東郷美容形成外科 福岡メンズを開院。