ICI治療　熊本県熊本市から【診療録200例以上掲載中】長くED治療薬を服用していたが

2020.09.10

本日は熊本県熊本市からICI治療（陰茎海綿体自己注射）を希望された４０代患者様がご来院されました。

治療の経緯

この患者様は医療機関にてED治療薬（バイアグラ・レビトラ・シアリス）の処方を受け服用。5年ほど前は効果があったそうなのですが、だんだんとED治療薬での効果実感がなくなってきたとの事。そのため、他のED改善の方法はないかとインターネットでお調べになり、ICI治療を試してみたいとご来院されました。持病で糖尿病があり、現在インスリン注射もおこなっているとの事。

詳しくはこちらへ

個人クリニックならではの強み

クリニックを選ぶ際に「料金」ばかり気にしていると、いざという時に
困ることがあります。治療は治るまでが治療であることをお忘れなく。

意外と多いインターネットで購入したED治療薬

遠隔診療ができるようになった時代であっても、ご来院される患者様に多いのがインターネットでED治療薬を購入して服用していたというケース。しかし、注意しないといけないのが個人輸入で購入できるものの多くは正規品ではないことが多いです。昔から薬価が安いからといって安易に服用される方も多いのですが、類似品であるものを服用することはお勧めできません。やはり、しっかりと医療機関で処方されるものを服用し、正しい効果を判断いただくことをお勧めします。

医療機関で処方を受けたED治療薬でも

以前からED治療薬を服用していたが、だんだんと効果が得られなくなってきたという患者様からご相談が多く寄せられています。特に持病や加齢などが影響していることもあると思いますが、他に勃起改善の方法はないかと悩まれる方は意外と多くおられると思います。ED治療で重要なことはご自身の症状に合わせた治療方法を見つけること。それがED治療薬なのかICI治療なのか、その判断も非常に大切です。

ICI療法とED治療薬の違い

ED治療薬の効果は勃起を抑制する作用をおさえ、勃起の維持を目的としたお薬となります。そのため、元々の勃起力自体が低下してくると十分な効果が得られなくなってきたとご相談に来られる方が多くおられます。その点、ICI療法は陰茎部に直接血管拡張作用のあるお薬を注射することで勃起を促します。そのため、勃起力が弱くなってきて維持が難しいというケースの場合、ICI療法の方が効果を得られたとおっしゃられる方が多い印象があります。

性行為やマスターベーションの回数

１０代・２０代とは異なり、だんだんと性行為やマスターベーションの頻度が減ってくるのは仕方のないこと。しかし、年齢と共にこの頻度が減ってくることでペニスに様々な変化をもたらすこともあります。ペニス自体は血管の集合体となりますので、勃起させること減ってくると、途端に元気がなくなってきたとおっしゃられる方も多くおられます。日常生活で勃起力が下がらないよう努力は必要です。そのためにあることを生活習慣に取り込んでいただくと、多少なりとも勃起力にいい影響を与えることがあります。

加齢の影響

気持ちはあるけれど、身体がついてこないという言葉を中高年になると言うことがあります。ある程度の年齢になると性行為自体も一種の運動のように体力が続かないとおっしゃられる患者様も多くおられます。そのため、気持ちの部分でパートナーを満足させたいという気持ちはあれど、「疲れた・しんどい」などという感情は逆に性的興奮自体にも影響するかもしれません。そこで本来の役目を果たして欲しいED治療薬の助け、勃起の維持すらも難しい状況になりますと、これは本当にストレスになると思われます。

患者様のお悩みとは

これから５０代を迎えるにあたって、まだまだ性行為を楽しみたい。これまでED治療薬では、なかなか効果実感が得られず悩んできた。このICI治療で少しでもED（勃起障害）の改善ができればと思っている。

東郷院長より問診およびICI治療・テスト注射について

ICI療法の概要および、実際の注入方法について東郷院長より説明。このICI療法で一番大切なのは正しい注入方法で注射をおこなうということ。正しい注入方法で注射ができなければ、本来の効果を望むことも難しくなります。そのため、院内でおこなうテスト注射に関しても、この点で問題がありますと本来の効果判定ができません。東郷院長が正しい注射の仕方をしっかりとレクチャーしていますのでご安心ください。

今回の患者様もそうでしたが、性行為時やマスターベーションの際に事前に自己注射していただくため、テスト注射をおこなう際は緊張されるもの。緊張しながらも、しっかりと自己注射がおこなえました。あとはしばらく院内にて待機いただき、効果実感の判定となりましたが、勃起状態の確認がとれました。しかし、糖尿病などの持病の影響もあるため、しばらくは継続的に使用し日常生活で注意いただくことを継続し、経過観察となりました。

今回の処方内容

ICI療法

初診料　　　　　　￥5,500－（税込）
テスト注射　　　　￥5,500－（税込）
ICI注射　1単位　￥11,000－（税込）

九州の熊本県からご来院された患者様をピックアップし、当院でどのような治療を受けられたのか実際の治療例をご紹介したいと思います。

熊本県からご来院される患者様の多くは新幹線やお車でご来院されるのですが、新幹線ですとJR熊本駅からJR博多駅までは約1時間ほど。普段からお車の利用が多い地域となりますので、自宅から当院最寄りまでお車でご来院される方も多くおられます。

熊本県内にも包茎治療や亀頭増大・陰茎増大などのペニス増大治療などをおこなっているクリニックはいくつかあるようなのですが、当院にご来院される患者様の多くは事前にインターネットでいろいろと調べても、実際に治療を受けた患者様の情報が少なかったため、こちらに来ましたとのお声を多く頂戴しております。

詳しくはこちらから　包茎治療｜熊本県からご来院された患者様の治療例｜包茎手術

当院よりひとこと

ICI治療（陰茎海綿体自己注射）についてですが、ED治療薬とは異なり比較的多くの方に効果実感を得られる画期的な治療方法です。特に患者様によっては持病等の影響でED治療薬の処方を受けられない方もおられます。そして、ED治療薬の場合、お薬を服用するタイミングや食事の制限を一部受けるものもあります。しかし、このICI治療に関してはその多くの制限はございません。事前に説明している正しい治療内容・主なリスク・副作用についてのご理解は必要となりますが大変効果的なED治療となります。詳しくは当院ホームページにございますICI治療のページをご参考にしてください。

ED治療薬に比べますと、このICI治療は大変高額だと感じる方も多くおられると思います。そのため、当院ではICI治療だけが一番有効な治療方法とは考えていません。ゆくゆくはED治療薬を併用しながら、うまく活用していくことを前提に患者様にあった提案をおこないます。

性行為やマスターベーションの頻度は高齢になればなるほど減っていく傾向があります。しかし、日常生活である習慣をおこなっていただくようになりますと、このICI治療を併用し、少しでも勃起力の改善を見込むことができるかと思われます。何事もコツコツと焦らずに、継続的におこなうこと、それが大切だと思います。１０代・２０代の頃と同じようにとはいかない事もありますが、お気持ちが続く限りED（勃起不全）についてもしっかりとした治療をおこない、日々の生活を楽しんでいただきたいと思います。