かんとん包茎 熊本県熊本市より【診療録235】包皮口が切れる

熊本県在住60代男性
―― 糖尿病をきっかけに悪化した包皮の切れ癖と痛み…“生活が変わる最後の一手”として、福岡で包茎手術を決意された方の記録
“正直、もう60歳ですから…
自分の性の問題を相談するなんて、恥ずかしい気持ちが強かったです”
当院の診察室で、そう静かに話されたのは熊本県から来院された60代男性。
今回の診療録は、まさにその患者様の治療の流れを追った記録です。包茎手術 福岡でも、特に「糖尿病と包皮裂傷」の組み合わせは頻度が高いテーマです。
そして――この方も長年悩んで来られたお一人でした。
■若い頃は気にもしていなかった。…しかし“糖尿病”が状況を変えた
患者様が当院に来られた理由を伺うと、その言葉は非常に現実的でした。
「若い頃は剥きにくいだけで、行為も普通にできていたんです。
だから“自分は包茎だ”なんて意識すら無かった。
ところが糖尿病になってから、皮が裂けるようになり…」
血糖値の乱れは、皮膚の修復力を落とします。
一度裂ける → 治りにくい → 同じ場所がまた裂ける
これが “切れ癖” という状態です。
今回も例外ではなく、お風呂で剥いて洗浄するだけで“パキッ”と切れる状態。
患者様は、それでもずっと我慢してこられました。
「痛くても、歳だし…大げさにしたくない。でも、洗うのが怖くなるっていうのは…やっぱりおかしいですよね。」
この言葉に、長年積み重なった “苦痛の現実” がありました。
■カントン包茎によって起こりうる症状や現場で見てきた共通点
糖尿病患者様の“包皮トラブル”は本当に多い。
切れ癖、裂傷、慢性的なヒリつき。
衛生管理が難しい状態。
そうなると
“清潔を維持できないことの不安”
が、心の負担としても重くのしかかります。
・洗うと痛い
・皮膚が割れて血が出る
・また裂けるのでは、という恐怖
・性交時を想像しても痛みしか浮かばない
カントン包茎 福岡でご相談に来られる方の多くは、この精神的負荷まで抱え込んでおられます。
■診察(医師の判断)
診察した印象は明確。
・包皮は硬くなり伸びない
・裂傷部は肥厚と白色瘢痕
・繰り返し裂けた痕が何度も確認できた
こういう皮膚は “軟膏” や “保湿” では回復しません。
医師として伝えた結論はひとつ。
「切れ癖の部分は外科的に除去しないと、根本改善は無い」
今回のケースは明確な手術適応です。
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■今回の手術
・東郷式包茎手術(アートカットベース)
・費用:33万円(税込)
丁寧な切除ライン調整
→ 形が不自然にならないようリモデリング
→ 美容外科縫合法で目立たせない配慮
局所麻酔は段階的。
恐怖や痛みに配慮しながら進行。
手術時間:約30分
■術後の患者様の言葉
手術終了後。
ベッドからゆっくり起き上がられた瞬間。
深く息を吐き、少し目を潤ませて言われました。
「…あぁ、本当に今日で変わるのかもしれない。ずっと痛みを耐えながら洗ってきたお湯が、これからは怖くなくなるのかもしれない。」
「歳だから…って諦めるのではなくて、
“まだ痛くない未来”に変えたくて来て良かったです。」
その言葉は、医師である私の心にもまっすぐ届きました。
包茎手術は “ただ皮を切る治療” の枠では語れません。
これは 生活の質(QOL)を取り戻す治療 です。
60代でも遅いことは決してない。
これは明確に断言できます。
■当院で行っている包茎手術の事前情報
(手術時間)
30分から40分が目安となりますが、患者様の状態により異なります。
(麻酔について)
局所麻酔。負担が少ないよう段階的に麻酔を行っています。
(内服薬・患部消毒について)
当日より当院より処方する抗生剤を服用していただきます。切る治療の場合、翌日からのシャワー対応後、患部を消毒して
いただき包帯で保護。しばらくこの手順で経過観察となります。術後ケアについては治療後に詳しく内容を記載したものを
お渡ししますのでご安心ください。
(経過来院・抜糸について)
術後の傷痕に配慮し、美容手術用極細ナイロン糸使用にて縫合。経過来院についてはご予約のうえで随時対応。
(日常生活や仕事に関して)
当日はできるだけ安静にしていただきます。
(術後の患部の痛み・腫れや浮腫みについて)
麻酔等の影響で 1ヵ月ほど腫れや浮腫みが出やすい。個人差はありますが2~3カ月ほど浮腫みやすい傾向があります。
切る治療を行った場合、個人差はございますが痛みを感じる方が多くおられます。
そのため、痛み止め等の処方を行っておりますのでご安心ください。
(シャワーやお風呂について)
切る治療の場合、当日は患部は濡らせません。翌日よりシャワー対応可能。湯船は5日目より可能。
切らない治療の場合、当日よりシャワー対応可能。出血が止まれば湯船可能。
(性行為や運動について)
患者様の経過により異なるが、3~4週は不可。
(ご来院からお帰りまでの所要時間)
1時間から1時間半ほどが目安となります。
術後は医師の指示に従ってください。
■当院よりひとこと
糖尿病の影響で包皮の修復力が落ち、裂傷・包皮炎・カントン状態に近づく…
こういった患者様は非常に多い。
糖尿病などの内科疾患が原因で包皮に切れ癖が出たり、包皮炎になったという患者様のご相談と大変多く頂戴します。
特に包皮口の切れ癖においては、お風呂で剥くたびに切れることを繰り返してしまう方が多く痛みも伴うことがほとんどです。通常の状態では起こりえない痛みがあるという状態には必ず原因があるため、放置せずに早期のご相談をお勧めします。
大切なのは
「諦めないでほしい」
ということ。
痛みや不安のある毎日を “受け入れる” 必要は無い。
包皮裂傷は偶然ではなく原因のある症状です。
当院は
・医師直通ホットライン
・診療後の即時相談対応
・個別術後ケア
これらを “当たり前” として院内運用しています。
男性だからこそ言えない悩み。
その繊細な気持ちに、医療機関側が踏み込んで寄り添うべきだと考えています。
包茎治療 福岡の現場で
“患者様の人生のバランスが整っていく瞬間”
を、私はこれまで何度も見てきました。
まだ間に合います。
そして“今”、本気で変えられます。
